既にフィーチャーマッチの動画等をご覧いただいた方々はご存じかもしれませんが、スイス2位抜けから準決勝までコマを進めることが出来ました。
実は何気に神トップ8は今回が初でした。(それまではトップ16が最高)

https://article.hareruyamtg.com/article/39254/

デッキはいつも通り黒単グリセルストーム。
ブリーチが禁止になるまではサイドにヘルムヴォイドを組み込んでいましたが、黒力線はともかくヘルムを入れたいと思うタイミングが存在しなかったのとブリーチ禁止で墓地対策はサージカルだけにとどめ、後はいつも通りの素出し用マナ加速に。

簡単に結果のみ。

エスパーウィザード◯
グリデル◯
ANT×
赤緑ペインター◯
白エルドラージ◯
食物連鎖(KENOさん)◯
チャリス型食物連鎖◯
赤単ペインター◯

エルドラージ(サトレイさん)◯
アルーレン(ツイン氏)×

2没でしたが、準決勝G2で意志の大魔術師をエンド時釣り上げて(1マナ足りなかったのでターンを跨いだ)冥府LEDからストームに繋げられたのは見せ場だったかなと思います。

詳細は別途noteで記事を書きます。
参加された皆さんお疲れ様でした。
またツイン氏は神就任おめでとうございます!
今月に入って、まず平成が終わりを告げ令和が幕開けとなった。平成元年生まれの身としては様々なことがつい先日のように思い出され、一つの時代が終わるということを改めて感じている。

MTGでは灯争大戦がリリース。日本語限定イラストのPWにより各地でパックの品薄が相次いでおり、ボックス・パック買い取りを行う店舗も散見される。
収録されているカードも強力なものが多く、既存のアーキタイプ強化から新たなアーキタイプの開発が日夜行われている。スタンダードはもちろんのこと、モダン・レガシー・ヴィンテージに於いても新規カードの影響が伺える。

自分のアリーナでの活動状況ついて。
3月途中まで2桁台順位にマークしていたが、残念なことにその後ボロ負けしてランキング外に滑落。1000位以内ランクインの壁の高さを改めて痛感することとなった。
4月はプラチナ帯からのランクアップこそ順調だったが、中旬までダイア4から上がれずミシックすら危うい状況。1回勝つと2回負けるような負のスパイラルの渦中におり、ミシックすらも半ば諦めていた。
しかしそこから何とか持ち直して勝ち続けることができミシック到達、最終的には1000位以内を達成。
最後の一週間は灯争大戦がリリースされ、これによって黒単コントロールを強化。以前よりも対応力が向上し、勝ち星を重ねることが出来た。
その際に使用していたリストから細部は調整したが、ほとんど同じものを昨日のMCQへ持ち込んだ。

Main
2:《リッチの騎士、ジョス・ヴェス/Josu Vess, Lich Knight》
2:《永遠神バントゥ/God-Eternal Bontu》
2:《悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok》

2:《強迫/Duress》
2:《渇望の時/Moment of Craving》
4:《喪心/Cast Down》
2:《リリアナの勝利/Liliana’s Triumph》
4:《宝物の地図+宝物の入り江/Treasure Map+Treasure Cove》
2:《オブ・ニクシリスの残虐/Ob Nixilis’s Cruelty》
4:《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2:《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
4:《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
2:《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》

18:《沼/Swamp》
2:《爆発域/Blast Zone》
4:《総動員地区/Mobilized District》
2:《廃墟の地/Field of Ruin》

Side
2:《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》
2:《強迫/Duress》
3:《戦慄衆の侵略/Dreadhorde Invasion》
2:《煤の儀式/Ritual of Soot》
2:《最古再誕/The Eldest Reborn》
3:《はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage》
1:《戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General》


特殊地形2種の存在によりマナフラッドの受けが広がったため、これらを活用した形。PWに強いミシュランをはじめ、無色土地を多数採用出来るのは単色の特権。
陰謀団の要塞が無くとも宝物の地図が反転してしまえばジョスキッカーは可能。またバントゥのCIPであまり能動的にサクることは無いが、除去耐性のある伝説5/6威迫というだけでも価値がある。
6マナのPWは当初リリアナをメインに2枚採用していたが、除去できる範囲が広く、先に自分も生物を展開しているときに除去モードが打ちやすいためウギンに変更。常在の無色軽減も後から引いた地図やカーンの手助けになるため、総じて扱いやすい。

MCQの結果は6-2の24位で2000ポイント獲得。
負けは白単t青とエスパーミッドレンジ。マナトラブルもあったが、プレイによる介入の余地もあったように思えるので自分のプレイ・キープ基準を反省。

また、アリーナの1000位ランクインによるMythic Qualifier Weekendは今月末。神レガシーと日程が被ってしまっているため、今回はこちらを優先して引き続き練習を重ねてゆきたい。
アリーナの導入
MTGアリーナ。今や多くのプレイヤーが練習・調整として活用しており、自分も何かしらの形で平日から練習できるツールに手を出したいと思っていたため、今年に入ってから導入に至った。
紙でも所持している黒単ミッドレンジを作成するつもりでいたが、カードの価値がレアリティ毎に決まるアリーナに於いては高額デッキであった。

少しの間はデイリー報酬を達成し、構築済みデッキを解放させることに勤しんでいた。ゆえに多数のレアを必要とするデッキを完成させるには非常に時間がかかると判断し、課金してカードを調達した。神話レアも枚数が必要だったため、まだ黒単ミッドレンジを組むにはワイルドカードが足りなかった。

しかしそれなりのレアワイルドカードは集まっていたため、折角ならラヴニカの献身の新カードも触りたかった。特に前情報にて気になっていたのは新たなデーモン、騒乱の落とし子。

騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

絢爛(1)(黒)(黒)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。) 
飛行、トランプル 
あなたのアップキープの開始時に、騒乱の落とし子は各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。その後、あなたのライフが10点以下であるなら、騒乱の落とし子の上に+1/+1カウンターを1個置く。

4/4


疑いようもない高スペックだが、絢爛やアップキープのダメージを考慮してアグロ寄りの構築に向いていると判断し、これを軸に黒単アグロを作成。
またデッキを組み上げたところでランク戦への参入も決意した。


ランク戦
最初は構築済みデッキと相対することも多かったが、しっかり組まれた相手とのマッチも少なくなかった。
それでもゴールド4までは到達できたが、そこから中々上がれない。
最高ランクであるミシックにはいつか到達したいという思いが強くなり、黒単ミッドレンジを完成させるため更に課金してデッキを組み上げた。
だがその思いも届かず、そのシーズンはゴールド4で終了。


デッキの分析
2月からシーズンが切り替わり、成績上位8人はミシックインビテーショナルの参加権利が付与されるとのことだったが、それは夢物語としてまずは前期同様にミシック到達を目指す。

引き続き黒単アグロで対戦を重ねてゆき、赤単・白単・青単といった単色アグロ及びエスパーコントロールをよく見かけるようになってきた。
特に赤単は一際使用率が高く、後手を取ると絶望的であった。決して勝てない相手ではないはずのため、何か有効なカードは無いかを探していた。

そこでふと、あるカードが頭をよぎった。

菌類感染/Fungal Infection
(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。


赤単をはじめ3種類のアグロデッキはタフネス1が多く採用されており、1ターン目の後手からそれらを処理しつつ1/1を残せるのは非常に有効であった。

また、1マナ域のクロックはどぶ骨を採用していたが、単色アグロ相手には回収するタイミングがほとんど無い。
その上に既に戦墓のグールも採用しており、攻防をめぐる場面において1体のブロッカーが勝敗を決めることになるため、タップインの生物を8枚積むことは少々リスクがあった。
先述の通り赤単の母数が多く、鎖回しに巻き込まれてしまうこのカードは優先度を落とすこととなる。

代わりの1マナ域として、それらの問題を解決出来るものがいた。

敵意ある征服者/Vicious Conquistador
(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)

敵意ある征服者が攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。

1/2


鎖回しや狂信的扇動者に耐えるタフネスを持ち、タップインでないため引いてきて即座にブロッカーにも回せる。攻める上でも都合パワー2相当であり、最低1点確定=絢爛達成にも貢献する。

これらを組み込み、赤単をはじめ単色アグロとのマッチでは勝率が改善されてきた。

ミシックへの道
ランク戦でもBO3が取り入れられ、黒単アグロをBO1、ミッドレンジをBO3で回すことに。
どちらとも戦績はまずまずだが、ランクを上げるのであれば1ゲーム辺りの時間が短い黒単アグロの方が向いていたため、引き続きそちらをメインに使用。

ただ、アグロで不調な時はミッドレンジにしたりと入れ替わり使い続け、それなりに時間はかかったが2月シーズン終了直前で何とかミシックへ到達。目先の目標は達成できた。


今シーズン
今月に入り、ランクがリセットされてからも引き続き黒単アグロをメインに使用。
前シーズンに比べて赤単の比率がやや減少し、白単が増加傾向にあるように感じた。

前期では真夜中の死神を採用していたが、総じてアグロが多いBO1ではダメージが敗因になることも決して少なくなく、また対コントロールに於いても肉儀場の叫びでドロー出来ずに流されることも度々あった。
それならば打点なり除去なりを落とすためにと4枚目のドリルビットと、土地がもたつくことも度々あったため1枚沼を追加した。
最終的なリストはこちら。

4:《敵意ある征服者/Vicious Conquistador》
4:《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4:《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》
4:《悪意の騎士/Knight of Malice》
4:《墓地の司令官/Graveyard Marshal》
4:《戦慄の影/Dread Shade》
4:《騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem》

4:《菌類感染/Fungal Infection》
4:《喪心/Cast Down》
4:《ドリルビット/Drill Bit》

20:《沼/Swamp》


このリストで今シーズンもミシックに到達。しかし前期とは異なり、今回は上位1000位以内に入ることでミシック予選ウィークエンドへの参加権利が付与される。そのためには順位を上げておく必要があるため、同リストにてランク戦を続けた。
その結果、40ゲーム程行い34-6と望外に勝ててしまい、最高で9位に位置することができた。今は一旦様子見のためランク戦をプレイしておらず、順位は少し下がったが月末の1000位以内は十分狙えそうである。

次の目標は予選に参加出来たとしてトップ16。そのために今後も様々な黒単を調整してゆきたい。
昨今のモダン環境は新セットが登場する度にその影響を色濃く受け、総じて高速化が進んでいることは多くのモダンプレイヤーがご存じだろう。
アプローチは異なるが、それらは早期ターンでの打点を確保し、3ターン目には概ね詰みの状態に持ち込むことが可能だ。
そういった速度のあるアーキタイプのほとんどが0マナのカードやコストを踏み倒すようなカードを活用していることが挙げられる。

そんな高速化したモダン環境に於いて、黒単という拘りを貫いたままに順応してゆく術はあるだろうか?

モダンの0マナ・ピッチスペルは研究され、実に多くのカードが今なお一線級で輝いている。だがモダンの広大なカードプールには、未だ陽の目を見ないような「0マナ」が隠れている。
その0マナを活用出来れば、新たな風を吹かせられるかもしれない。

実は過去に一度挑戦したことのある、ポテンシャルを秘めた素晴らしい0マナが存在する。そしてそれは、奇しくもデーモンである。

死の門の悪魔 / Demon of Death’s Gate
(6)(黒)(黒)(黒)

クリーチャー — デーモン(Demon)

あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、6点のライフを支払うとともに黒のクリーチャーを3体生け贄に捧げてもよい。 
飛行、トランプル

9/9



嘗て、「強襲デルレイッチ」として名を馳せたデルレイッチのリメイク版。追加コストに6点ペイが加わったことで強化された格好。
モダンにはセンギアの従臣はいても暗黒の儀式は無いため、本家同様に早期着地を狙うなら軽量生物を並べるのが望ましい。

早期ターンに着地してしまえば9/9という圧倒的サイズに加えて2つの回避能力によって概ね2回の攻撃で勝ちを狙えるだろう。
但しコストとなる黒の生物3体に加えて6点ペイが時には敗北を招く恐れがある。
それゆえ、可能ならば速攻を付与する手段が欲しい。
そしてそれが単に死の門の悪魔をサポートするだけでなく、単品でもまずまず仕事をするものが望ましい。もちろん重すぎてはダメだ。

そんな条件を満たすカードがモダンに・・・実は存在する。

モーギスの匪賊 / Mogis’s Marauder
(2)(黒)

クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)

モーギスの匪賊が戦場に出たとき、クリーチャーを最大X体まで対象とする。それらはターン終了時まで威嚇と速攻を得る。Xはあなたの黒への信心に等しい。(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の数に等しい。)

2/2



これならば、2ターン目までに3体の生物を用意しておいて3ターン目に死の門の悪魔とセットで即座に大ダメージを狙える。
威嚇も付与されるため、生け贄用の生物達だけで詰める時にも活躍が見込める。

生け贄用の生物としては、復帰も容易で1マナ域も粒ぞろいなゾンビをベースにすることに。
そうして完成したリストがこちら。

20《沼》

4《墓所破り》
4《墓所這い》
4《縫い師への供給者》
4《恐血鬼》
4《才気ある霊基体》
2《無情な死者》
2《萎縮した卑劣漢》
4《ゲラルフの伝書使》
4《モーギスの匪賊》
4《死の門の悪魔》

4《致命的な一押し》

3《外科的摘出》
4《思考囲い》
2《集団的蛮行》
3《減衰球》
3《四肢切断》

死の門の悪魔によって4ターンキルも十分に狙うことが出来(理論上最速は3ターン)、除去耐性がある生物が多いため消耗戦も決して苦手ではない。パスはそれら生物に打たせるよう促し、死の門の悪魔をなるべく除去から守るように立ち回る。
また、墓所破りを中心として盤面を形成してゆくことも可能。墓所這いや恐血鬼はこれのコストに充て、アドバンテージを獲得してゆくこともしばしばある。

メインは生物と除去しかないため、干渉しづらいコンボ等にはサイドからハンデスを始めとする妨害札を追加する。

このリストで先月末の瞬唱争奪戦に参加したところ、優勝することができた。

https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/225997/show/

但し開発したばかりでまだ実戦経験が少ないため、今後も引き続き調整を重ね、安定して勝ち星を稼げるよう練習してゆきたい。

遂に発売されたラヴニカのギルド。
ラヴニカブロックはMTGを始めて間もない頃の自分にとって最初の多色セットであったため、思い出深いブロックでもある。
当時はショックランドの値段の高さ(初出時は2000円~3000円弱)に驚いたり、《不可視の一瞥》の2マナで10枚ライブラリー破壊するというインパクトに惹かれて青黒ライブラリーアウトを組んでいたこともあった。

さて今回は3度目となるラヴニカブロック。カードパワーが高い多色が目白押しだが、単色にも強力なカードが存在する。中でもこのカードについては多数のプレイヤーが驚いたことだろう。

破滅を囁くもの/Doom Whisperer
(3)(黒)(黒)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) デーモン(Demon)
飛行、トランプル
2点のライフを支払う:諜報2を行う。(あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚見て、そのうちの望む枚数をあなたの墓地に、残りをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。)

6/6


優秀なマナレシオ、飛行トランプルという回避能力に加えて任意のタイミングでペイライフによって諜報2を行える。このスペックであればデーモンに限らずデメリットが課せられるのが通例だが、そんなものは無い。多色のカードに見劣りすることのない、強力な一枚である。
デーモンということもあって、今期スタンを組むならまずはこれを使いたいと思った。伝説でもないので4枚入れても問題なさそうだ。

さて、一方でラヴニカが登場したことによってローテーションが発生し、カラデシュとアモンケットブロックのカードは退場となった。それまでは《陰謀団の要塞》による大量マナを活用する黒単コントロールを使用していたが、その中核を担っていた《才気ある霊気体》と《歩行バリスタ》が退場したことは中々の痛手であった。
現状、陰謀団の要塞によって恩恵を受けられるカードはほぼ《リッチの騎士、ジョス・ヴェス》くらいしか存在せず、そのジョスをキッカー込みで出すにも沼7枚+要塞の8枚置けるまでずっと握っていなければならなかったのが歯がゆいところであった。

そこで、破滅を囁くものが登場したことにより要塞を採用しない形が組めないかと考えた。
ラヴニカブロックが出たのに単色でやる意味は?と思うかもしれない。実際のところ多色化した方が大方都合が良いだろう。
ただやはりここは我を貫くべく、意地でも黒単で頑張ってみたい。

・前評判が高く、環境初期の使用者も多そうなボロスアグロに対して強い2マナ域である《悪意の騎士》をメイン4としたい。
・緑単系統に採用されるであろう《無効皮のフェロックス》を軽いマナで処理できる《凶兆艦隊の毒殺者》はポスト才気ある霊気体にならないだろうか?
→ボロスアグロ相手にあまり強くない上に緑単相手にも《鉄葉のチャンピオン》を止められないためほぼフェロックスにしか役に立たない。
・《戦慄の影》と《疫病作り師》どちらに枠を割くべきか?
戦慄の影を入れると《廃墟の地》《オラーズカの拱門》といったコントロールに強い無色土地が採りづらくなってしまう。環境初期はアグロだけでなくコントロールも一定数いることを想定してこれらの土地は入れたい。
・疫病作り師を入れるならそれを使い回せる《愚蒙の記念像》は2枚くらい採用したい。フィニッシャーが除去された時の保険にもなる。
・《ウルザの後継、カーン》は引き続き採用したい。一方、クロックが不足しがちなため《宝物の地図》を4枚採用し、カーンを打点カウントできるようにしたい。
・軽いクロックが自分側にほぼいない上に横並びする相手も多そうなので《煤の儀式》を思い切ってメイン3。
・ボロスを意識するとオレリアをインスタントで除去できるスペルが欲しい。殺害か名声の代価のどちらにすべきか。
→非伝説生物を扱う相手にも3マナで打てる殺害の方が良さそう。
《悪魔王ベルゼンロック》も使いたい。破滅を囁くものと共存できないか?
→破滅を囁くものからマナカーブも綺麗に繋がる。何たってデーモンの数が増える。難しいことは考えずにまずは入れてみる!
・メインボードに除去スペルが多いのでサイドからは対コントロールで強いカードを多めに。

そんなことを考えて出来たリストがこちら。

-黒単ミッドレンジ-
4《悪意の騎士/Knight of Malice》
3《疫病造り師/Plaguecrafter》
4《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》
2《悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok》

4《喪心/Cast Down》
3《殺害/Murder》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
3《煤の儀式/Ritual of Soot》
4《宝物の地図/Treasure Map》
4《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》

19《沼/Swamp》
2《愚蒙の記念像/Memorial to Folly》
3《廃墟の地/Field of Ruin》
1《オラーズカの拱門/Arch of Orazca》

4《強迫/Duress》
4《渇望の時/Moment of Craving》
3《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》
2《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
2《最古再誕/The Eldest Reborn》


メインは多数の除去にスロットを割いており、悪魔達が着地するまでの時間を稼ぎ、カーンのトークンも織り交ぜて後からじっくりライフを削る。じっくりと言っても3回ほどの攻撃を通せば勝ててしまう程のサイズがあるため、コントロールデッキほど試合が長くなることはなさそうだ。
このリストで先日の環境初陣戦へ参加。

R1 青赤コントロール 勝ち
R2 青黒ミッドレンジ 負け
R3 白単コントロール 引き分け
R4 グリクシスコントロール 勝ち
R5 ジェスカイコントロール 勝ち
R6 青黒ミッドレンジ 勝ち
R7 青黒ミッドレンジ 勝ち
R8 緑t黒ストンピィ 勝ち

6-1-1でしたがオポ差により9位。
ボロスや赤単に一度も当たらず、コントロール・ミッドレンジとばかりマッチングしていたのだが今後のメタの動向によっては煤の儀式をサイドに落としても問題ないかもしれない。

破滅を囁くものの使用感については、まず額面通りのスペックが攻防に渡って頼りになる。諜報は対コントロール等ライフに余裕がある場合であれば1~2回起動する、といった具合でそこまで積極的に起動することは少なかった。
黒絡みの相手であれば喪心が飛んでくるのだが、喪心が効かず即座にアドを稼げるベルゼンロックが頼りになることが多かった。

環境初陣戦の全体としては、もちろん上述のボロスや赤単といったデッキの使用者もいたが、各人が思い思いのデッキを持ち込んでいる印象が強かった。
環境初期は特有の面白さがあるため、今後も引き続きスタンを楽しみたいところ。
今月には神挑戦者決定戦もあるので、まずはそれを目標に調整してゆきたい。
久しぶりにモダンやりたくなったので。
使用黒単ミッドレンジ
マナベースは廃墟の地2+黒マナ源22、4マナ域は深淵の迫害者+カリタスな構成。抹消者は不在。
R1 トリコトラフト ×
R2 青白コン 〇
R3 青黒LO 〇
R4 リビエン ×
R5 バントスピリット ×
2-3ドロップ
どれも絶望的に不利なマッチという訳ではなくやりようはあったので、もう少しこの構成で試してみたい。

からの土曜統率者。
R1:クラヴ使用 グロサーマ→クラヴ→スラクジムンダール
結果負け(勝利スラクジムンダール)
ソルリン土地1キープしたら2ターンくらい引けず展開が遅れてしまった・・・
召し上げからラザケシュ→運命のきずな+組み直しの骸骨で半永久的にターンを獲得されて負け。
その後時間あったのでフリーでプレインチェイス有りのEDH。トレイリア西部のアカデミー(エンド時手札0なら7ドロー&次元ダイスで手札全て捨てる)とかシャドウムーア(ダメージ発生源は萎縮を持つ&次元ダイスで-1/-1カウンターばら撒き)が捲れたけど結局ゲーム終了までプレインズウォークすることはなかった・・・
以前別の人から借りた時はラースの灼熱洞みたいなのもあった覚えがある。殴りジェネラルとセットだとより楽しめるかも。


R2:ラザケシュ使用 エドリック→イドリス→ラザケシュ→百合子
結果勝ち
マナ加速からラザケシュキャストしたものの、チェインコンボ中に青罠とミスディレ飛んできてそのターン中はそれ以上コンボ続行は不可能となり、火種1体でターンを返す。ジェイス-1でラザケシュバウンスのところをこの世界にあらずで盤面に残し、独楽からウラモグの手先を見つけたのでSacrifice+リビデスルートで勝利。

チェインコンボ中に妨害されないよう、ハンデスを入れたいかも。
精神を刻むものは既に入れているので、重いけど夜陰明神とか。軽いものであれば思考囲いか。
お久しぶりです。最近はあまりMTGの大会にも参加できていなかったりで以前ほど
一応GP千葉本戦出たりもしていましたが、そもそも練習ほとんどしていない上にモチベーションも特別高いわけでは無かったため2敗した辺りで続ける気も無くなり早々にドロップ・・・。

ですがGP最終日はとても楽しみにしていたイベントがあります。それはサイドイベントのEDH。
金曜日にも開催されていたイベントですし特別賞品が良いとかではないのですが、GPのイベントでこれまでEDHは参加したことが無く、また最近は他のどのフォーマットよりもEDHが一番モチベーションが高いということもあって是非参加したいと思っておりました。その時は計2戦し1勝1敗だったのでまずまず。改善点も見つかり、今もなおあれこれリストを弄っています。

ところでジェネラルは何かというと・・・このカードです。
救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed (4)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
《救う者、レグナ/Regna, the Redeemer》との共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから《救う者、レグナ/Regna, the Redeemer》を自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)
(黒),クリーチャーX体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードをX枚引き、X点のライフを得る。救われぬ者、クラヴの上に+1/+1カウンターをX個置く。
3/3


バトルボンドにて登場した伝説のデーモン、クラヴです。共闘は概ねインクのシミ
起動に必要なマナは黒1つで良く、任意の生物をドロー+ライフ+クラヴのサイズへと還元できます。いざという時は自身をサクることも可能です。
ちなみにこのカードの情報が出てからEDHを組むと決意していたわけではなく、foilを購入していたので折角だからEDHでも組むか、くらいのノリでした。
ところが実際にリストを作成して回したところ、生け贄を火種に大量ドローできる動きがとても気に入り、これがきっかけでEDH熱が急上昇しました。

先日晴れる屋の大会でも使用し、その際のリストは以下のようなものになります。
http://www.hareruyamtg.com/jp/deck/deck.aspx?deck=D12958W

ジェネラル
《救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed》

コンボパーツ
《練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder》
《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》
《冥界の裏切り者/Nether Traitor》
《オーガの貧王/Ogre Slumlord》
《ウラモグの手先/Pawn of Ulamog》
《無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer》
《歩行バリスタ/Walking Ballista》
《隻眼の将軍 夏侯惇/Xiahou Dun, the One-Eyed》
《魂のカーニバル/Carnival of Souls》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》

火種・リアニ系
《恐血鬼/Bloodghast》
《墓所のタイタン/Grave Titan》
《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
《憑依された死体/Haunted Dead》
《マリオネットの達人/Marionette Master》
《湿地の飛び回り/Marsh Flitter》
《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》
《蛇術師/Ophiomancer》
《センギアの従臣/Sengir Autocrat》
《武器作り狂/Weaponcraft Enthusiast》
《忌むべき者の軍団/Army of the Damned》
《胸躍るアンコール/Thrilling Encore》
《生ける屍/Living Death》
《再活性/Reanimate》
《動く死体/Animate Dead》
《Dance of the Dead》

マナ加速
《墓所の怪異/Crypt Ghast》
《面晶体の這行器/Hedron Crawler》
《鉛のマイア/Leaden Myr》
《マナキン人形/Manakin》
《金属細工師/Metalworker》
《ミリキン人形/Millikin》
《パラジウムのマイア/Palladium Myr》
《疫病のマイア/Plague Myr》
《弱者選別/Culling the Weak》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
《金属モックス/Chrome Mox》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《黒玉の大メダル/Jet Medallion》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《思考の器/Thought Vessel》
《スランの発電機/Thran Dynamo》

サーチ・ドロー
《穢れた血、ラザケシュ/Razaketh, the Foulblooded》
《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》
《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《女王への懇願/Beseech the Queen》
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《ネクロポーテンス/Necropotence》
《探検の地図/Expedition Map》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》

妨害
《叫び大口/Shriekmaw》
《四肢切断/Dismember》
《殺し/Snuff Out》
《Gate to Phyrexia》

土地
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
24《沼/Swamp》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》

他カテゴリに属しているものもコンボパーツの一部だったりするのですが概ねこのような分類になります。
デッキの動きとしては、火種展開→クラヴでドローへ変換→コンボパーツをかき集めてコンボでフィニッシュ、になります。

特にデッキの中核を担うものとしては以下になります。
練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder(4)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、黒の1/1のスラル(Thrull)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはその呪文の点数で見たマナ・コストである。
あなたが7体以上のスラルをコントロールしているとき、練達の育種師、エンドレク・サールを生け贄に捧げる。
2/2

無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer(3)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
あなたがコントロールしている他のクリーチャーが1体死亡するたび、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の宝物(Treasure)アーティファクト・トークンを1つ生成する。
1/4

魂のカーニバル/Carnival of Souls(1)(黒)
エンチャント
クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは1点のライフを失い、(黒)を加える。


エンドレクサールによって湧いたスラルをクラヴでサクり、無慈悲な略奪者があればその分だけ宝物を生成、魂のカーニバルなら黒マナが発生して・・・というチェインコンボになります。これらが揃うと、6マナ以下の生物を引き続ける限りクラヴによってドローし続けることができます。
例えばそれが2マナのマナマイアだとしても
①2マナ払ってキャスト、スラル2体生成
②1マナでスラル2体+マナマイアの3体サクって3ドロー
となり、ここで魂のカーニバル・無慈悲な略奪者のどちらかがいればマナが途絶えることはありません。また自前でトークン生成できるものであれば更にマナと手札が確保できます。
クラヴの能力でゲイン出来るため魂のカーニバルのライフルーズが気にならないのも利点ですね。

勝ち筋は幾つかありますが、殆どは無限マナに繋ぐことになります。
・バサルトブライト
・ウラモグの手先orオーガの貧王+ファイレクシアの供犠台+冥界の裏切り者

ウラモグの手先/Pawn of Ulamog (1)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) シャーマン(Shaman)
ウラモグの手先かあなたがコントロールする他のトークンでないクリーチャーが死亡するたび、あなたは無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを1体生成してもよい。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
2/2

オーガの貧王/Ogre Slumlord (3)(黒)(黒)
クリーチャー — オーガ(Ogre) ならず者(Rogue)
他のトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは黒の1/1のネズミ(Rat)・クリーチャー・トークンを1体生成してもよい。
あなたがコントロールするネズミは接死を持つ。
3/3

冥界の裏切り者/Nether Traitor(黒)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
速攻
シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
他のクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にある冥界の裏切り者を戦場に戻す。
1/1


無限マナの手順としては
①冥界の裏切り者をサクって黒マナ、トークン生成
②トークンをサクって黒マナ
③冥界の裏切り者誘発、黒マナ1つ使用して場に戻る
となります。黒無限マナ用意した後はクラヴをキャストし、上記手順同様にサクって1枚ずつドローしてゆきます。その過程でバリスタが見つかれば無限ダメージ。搭載歩行機械かウラモグの手先orオーガの貧王の引いてなかった方が見つかれば無限トークンから各対戦相手を対象に一気に100枚ずつ引かせます。本当なら上記の1枚ずつドローする時点で誰も割り込めなければそのまま対戦相手に向けてもいいのですが、万が一1枚ずつ引かせている過程で妨害を引かれた時をケアして無限トークンから一度に引かせるようにします。

ちなみにこの無限マナルートは魂のカーニバルを貼っているとどんどんルーズしてゆくため、貼ってない時専用になります。もし魂のカーニバルを貼ったらミケウス+バリスタ+サクリ台も出来ないため、バサルトブライト→バリスタor搭載歩行機械になります。搭載歩行機械の場合、分裂させた時点でその分だけ魂のカーニバルが誘発しますが、スタックにある間に上記のように相手に引かせて勝ちます。
もしくは、マリオネットの達人(自身にカウンターを載せる)+無慈悲な略奪者で累計30個の宝物を生贄にして勝つ、でも可。クラヴの召還酔いが解けているならパワー21以上に育てて統率ダメージで倒すことも不可能ではありません。

上手いことマナ加速やコンボパーツが引ければ2キル3キルも出来なくはないですが、大体平均すると6~8ターンほどかかるため決して速度のあるデッキではありません。ですが沢山カードを引けて、意外なところから勝ちにいけるため非常に楽しいデッキではないかと思います。
またクラヴは基本的にはコンボパーツをかき集めるためのドローエンジンですが、上記のように無限トークンからのフィニッシャーにもなり、またいざという時は殴りジェネラルにもなれるという様々な役割を内包しております。自分はクラヴのみの黒単として作成しましたが、レグナを入れた白黒でチューター水増しやディッチャ系・軽量除去等を積むのもアリだと思います。(というか恐らくそれが普通)

バトルボンドのカードは登場してからまだ時間も経っておらず、開発の余地があるカードがたくさんあるかと思います。レガシーでも秘儀の職工や光異種が見直されてきているようですし、まだまだ開拓の余地があるカードが眠っているはずです。
前回更新から大分経ってしまった・・・。

・スタンダード
当たり前ですが、ドミナリアの発売によって一番大きく変わりました。
たかり屋、ヤヘンニ(後にアムムトの永遠衆へ差し替え)、陰謀の悪魔といったラインナップに廃墟の地やイフニルの死界といった多少相手への干渉ができる土地基盤が前環境で使用していた黒単でした。

ドミナリアのカードリストが公開され、悪魔王ベルゼンロックをはじめ軽量除去の喪心やオデッセイ期の黒コンを彷彿とさせる戦慄の影や陰謀団の要塞といったラインナップでよりコントロールに寄せた形に出来ると思い、土地基盤含めて大きく変更しました。
4《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4《戦慄の影/Dread Shade》
2《リッチの騎士、ジョス・ヴェス/Josu Vess, Lich Knight》
2《悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok》

3《致命的な一押し/Fatal Push》
4《喪心/Cast Down》
3《不帰+回帰/Never // Return》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
4《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》

23《沼/Swamp》
3《陰謀団の要塞/Cabal Stronghold》

4《強迫/Duress》
4《悪意の騎士/Knight of Malice》
2《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
2《大災厄/Doomfall》
1《失われた遺産/Lost Legacy》
2《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》


除去でターンを稼ぎ、カーンやベルゼンロックでアドバンテージを獲得しつつ陰謀団の要塞のバックアップを受けてバリスタやジョスヴェスで勝つ構成。
発売日にカードを揃え、BMOへ。

R1 青白コン○
R2 緑黒ガルタ○
R3 青白t緑コン×
R4 青白コン○
R5 青白歴史的○
R6 緑黒ガルタ○
R7 青白王神×
R8 緑黒ガルタ○
R9 赤黒機体○
R10 緑黒ガルタ×

結果7-3、34位でしたが参加者が多かったため64位まで賞金出るとのことでマネーフィニッシュ。
陰謀団の要塞からジョスヴェスやバリスタといった思い描いていた通りの勝ち方もそう難しくなく、ベルゼンロックは言わずもがなでしたがカーンもライフの減らない(寧ろ若干増える)ファイレクシアの闘技場みたいなもので思っていたよりもデッキにマッチしていました。
また対コントロールはメインこそ絶望的ですがサイド後は比較的勝負になるため思っていた以上に戦えるデッキだなという手応えは感じました。

それから数日後にスタン神挑戦者決定戦トライアルがあるとのことで、折角だからスタンのイベント出てみたいという思いもあったので参加しました。
メインは同じで、サイドは少し弄って以下のようなものに。

4《強迫/Duress》
4《悪意の騎士/Knight of Malice》
3《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
2《失われた遺産/Lost Legacy》
2《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》


R1 緑t青ガルタ○
R2 黒赤アグロ○
R3 マルドゥ機体○
R4 黒赤機体○(トスしてもらったため。試合は負け)
R5 緑t白ガルタ○
R6 エスパーコン○
R7 ID

SE1 赤t白○
SE2 青白コン○
SE3 青白t緑コン○

結果優勝。
対青白コンは自分のリソースが続くかどうかがカギになるため、メインにもカーンやベルゼンロックはありますがカウンターされたり排斥等で除去されることもしばしばあるため、サイドのアルゲールが重宝しました。

2bye獲得できたので、今月末の神挑戦者に向けて調整してゆきたいと思います。


・ヴィンテージ
いつものグリセルストームでエターナルウィークエンドトライアルへ。
サイドも概ねいつも通り群れネズミとDDパッケージですが、純粋に速度勝負するコンボ相手に追加のハンデスが欲しいこともあったためネズミを減らして強迫を採用しました。

R1 オース〇
R2 赤ストンピィ〇
R3 MUD×
R4 逆説ストーム〇
R5 墓荒らし×

結果3-2でしたが7位でポイント獲得。

その後、VPF(ヴィンテージ・パウパー・フロンティア)のチーム戦に呼ばれたため昼の部で使用したものを持ち込んでヴィンテージ担当として参加。
ちなみにパウパーは青単デルバー、フロンティアは青黒コンの方と組ませていただきました。

R1 逆説ストーム〇
R2 MUD〇
R3 バーン〇
R4 MUD〇
R5 MUD〇

個人5-0、チーム5-0で1位。
ヴィンテージの対戦が終わるのが早かったため、パウパーの人をサポートしていました。
異色のチームということで面白い試みではあったかと思いますが、17時開始の5回戦とあって終了したのが22時頃で、3、4回戦辺りでドロップされたチームも出ており、開始時間に対してラウンド数が長くなってしまったのが少し勿体なく感じました。


このGWではMTG以外にも昼からカラオケしたり、高尾山に行ったり(偶然にもMTGプレイヤーに会いました)と充実した日々を過ごせました。
また今月はヴィンテージとスタンの神挑戦者決定戦があり、その間の週にPPTQもあるため引き続き競技イベントへ注力したいと思います。
前回の記事ではスタン(カラデシュ~イクサラン)のデッキ構築・調整について書かせていただきました。
今回はレガシー編ということで、黒単グリセルストームについて触れたいと思います。

このデッキを作成した発端ですが、遡るとヴィンテージのグリセルストームを作成したことから始まります。
神ヴィンテージに向けて勝てそうなデッキを組みたいと思い、レガシーのグリセルストーム(シュート)をヴィンテージ版&黒単に出来ないかと考えました。
そこで、ヴィンテージならバザーがある!と思いつき作成。
グリセルが着地したら勝つ!という分かりやすいコンセプトを持っており、速度もあり手応えを感じていました。

それを組んで回していく内、レガシーに対応させたいと思いました。
元々はレガシーのデッキですし、共通点も多いですからね。
バザーが使えない分安定性は落ちますが、そこはハンデス等で穴埋めできるはず。
また、ヴィンテージで「青単ベルチャー」というデッキがあり、初手をダンプしてベルチャーで勝つところはレガシーと一緒なのですが、その構築はパワー9をはじめ、オパモや金属モックスまでもが並ぶラインナップ。後者2種ならレガシーでも使える訳だし、これを取り入れてみるのもアリなのでは?と思い、初号機を作成しました。


2:《スカージの使い魔/Skirge Familiar》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》

4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《納墓/Entomb》
4:《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
4:《金属モックス/Chrome Mox》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》

4:《沼/Swamp》
4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》


狂気の土地8枚。

レガシーのベルチャーにハンデスが足されたような構成。
動くか不安定なオパモ、そのためだけに入れられた囁きの大霊堂とか色々突っ込みどころ満載ですね。
これを作成したのが大体2016年の7~8月頃。3ラウンドくらいのイベントに出たことはありますが、不安定さも相まって勝ち抜くのは難しいと感じました。いやまあ当たり前か・・・
因みに触手が2枚入っているのは墓地から拾う手段が無いからLEDで捨ててももう1枚受け皿に出来るという理由からです。

そして時は流れて11月。統率者2016のカードが公開され、その中にあのカードも入っていました。

意志の大魔術師/Magus of the Will(2)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(2)(黒),(T),意志の大魔術師を追放する:ターン終了時まで、あなたはあなたの墓地からカードをプレイしてもよい。このターン、いずれかの領域からカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそのカードを追放する。
3/3


レガシーでも禁止のあのヨーグモスの意志内蔵の大魔術師。
・・・ですが、僕は最初これを評価していませんでした。
恐らく同じような事を感じた方が多いかと思いますが

・召喚酔いする
・生物だからその間に対処されてしまう
・キャストと起動で計6マナもかかるのは流石に重い

と、使うつもりは全くありませんでした。
ちなみにこの間、僕がメインデッキとして使用していたのは「デーモンストンピィ」。しかし神レガシー及びGP千葉を控えている最中、晴れる屋レガシー杯に足を運ぶも負け越しばかり・・・神レガシーとGPで使うデッキがこれしか無く、果たしてこのままで良いのかという焦燥感も、日を追うごとに強くなる一方でした。

今のままではダメだ、何か新しい事に目を向ける必要がある。

そうして再考したところ、そういえば意志の大魔術師(以降メイガス)がいたな・・・こいつを強く扱えればイケるのではないか?
基盤はグリセルストームを流用することになりそうだけど、一応こいつからデッキを組む方向で考えてみよう。
性質上、ストームになるはずだからマナ加速と相性が良い。特にPIFと違って何でも再利用できる。フィニッシュに繋がる手段としてANTの真似事をしてみよう。

・メイガス
・ペタル
・LED
・ダクリ
・チューター
・触手(メイガスで墓地から打てるから1で良い!)

までは決まり、こいつのタイムラグを消すには速攻付与・・・ということで浅すぎる墓穴も確定し、ここまでくれば流石にグリセルを入れない理由も無い。

・グリセル
・墓穴

も決定。
しかし、出来ることなら5枚目以降の墓穴が欲しいと思いました。
御霊だとメイガス釣れないしな・・・そこでふと、このカードが脳裏をよぎりました。


死体のダンス/Corpse Dance (2)(黒)
インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。


バイバックはするつもりもないので、実質1マナ重い墓穴。
そこだけ気がかりですが、まさに欲していたパーツ。
これならデッキになる!

そうして出来たのがこれ。


3:《意志の大魔術師/Magus of the Will》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》

4:《納墓/Entomb》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《死体のダンス/Corpse Dance》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
4:《暴露/Unmask》
2:《金属モックス/Chrome Mox》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》

12:《沼/Swamp》
2:《裏切り者の都/City of Traitors》

2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《見栄え損ない/Disfigure》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
4:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《苦花/Bitterblossom》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》


組み上げて何回か一人回してみたところ、初号機と比べてまあ多少は負担が少ないかなーという程度にしか感じていませんでした。

が、ふと手に取った手札を見て衝撃が走りました。

・メイガス
・チューター
・LED
・ダクリ
・ペタル
・沼

これ・・・1キルでは!!!???

1)沼+ペタル+ダクリで4マナ&LED設置 ストーム3
2)チュータースタックLED起動で5浮き、メイガス捨てて墓穴サーチ&キャスト ストーム5
3)浮き3から起動
4)ペタル+LED+ダクリで6マナ作る ストーム8
5)チューターから触手 ストーム9

パーツが多い上にハンデスが絡まないためウィルで防がれてしまうものの、新たな1キルのルートを発見できた時の感動は忘れません。
それから、このメイガスルートを模索するべく毎日一人回しに専念。
一番参考になるであろう既存のアーキタイプはANTが最も近いと思い、ANTの記事も読みました。
但しGPまでの猶予はたった二週間。それまでに習熟しなくてはいけません。
恐らく、その期間だけで一人回しに40時間近く費やしました。

第8期神レガシーでは6-3、そしてGPではフィーチャーマッチで勝利を収めることができ、初日7-2で2日目進出することができました。2日目はぼろ負けでしたけどね・・・。

それ以降もちょくちょく使ってはいました。
第9期の神レガシーでトップ16に入賞した時のリストがこちら。


1《墓所のタイタン/Grave Titan》
4《グリセルブランド/Griselbrand》
2《意志の大魔術師/Magus of the Will》

2《死体のダンス/Corpse Dance》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《納墓/Entomb》
4《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
3《集団的蛮行/Collective Brutality》
2《死体発掘/Exhume》
4《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《暴露/Unmask》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》

15《沼/Swamp》

2《Lake of the Dead》
2《沼/Swamp》
3《墓所のタイタン/Grave Titan》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《毒の濁流/Toxic Deluge》
4《厳かなモノリス/Grim Monolith》


GPの時の形は釣竿の種類を振り分けた事とサイドプランを変更した事の2点が大きな変化点です。
・エルドラージ、デスタクのようなストームルートだけで勝つのは難しいマッチが存在するためリアニしたグリセルやタイタンで勝つコンセプトも取り入れたい。
→カラカスに弾かれないタイタンをメインに採用。
・もみーさんに「折角強い生物入っているのにサイド後も使わないのは勿体ない」という指摘を受ける。
→マナ加速から生物をキャストする方向に。多くのマッチはレイクとモノリスからタイタンでイージーウィンできる。グリセルもダクリ噛ませれば3ターン目に出せる。

ここからサイドプランで追加の勝ち筋として苦花、カーン、抹消者、血統の守り手、ファイクル等色々模索しました。結局はほぼ元通りになりましたけどね・・・。

第10期の神レガシーも勝ち越しだけで終わり、気付けばもうラストサンが近い。
しかも直近はちょっと別な黒単を触っていましたが、そちらも結局そこまで勝てていなかったので一番勝てる見込みのあるこのデッキを選択することに。
但し、以前記事で書いた通りラストサンではスタンで権利獲得したけれどもレガシーは人から借りるという方もいるはずだと思い、チャリスデッキに極力不利が付かないように死体のダンスを3枚目の死体発掘と、LED+生物のセットと共にキャストできる堀葬の儀式を採用しました。後者は納墓を釣竿に変換できる!ともぐもぐら氏が推していることもあり、折角だから試してみることに。


2:《意志の大魔術師/Magus of the Will》
2:《墓所のタイタン/Grave Titan》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》

4:《納墓/Entomb》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《集団的蛮行/Collective Brutality》
3:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
3:《死体発掘/Exhume》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1:《堀葬の儀式/Unburial Rites》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》

16:《沼/Swamp》

2:《墓所のタイタン/Grave Titan》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
2:《沼/Swamp》
2:《Lake of the Dead》


リストの変更点について。
・ハンデス枠が囲いと蛮行4ずつのみ、暴露が0になったのはデルバーのピアスに引っかかる事とヒムデッキの増加によるもの。
・沼が1枚増えたのはサイドプランをより安定させるため。モノリスからタイタンに繋ごうとすると沼3枚必要で、レイクも予め2枚置く必要がある。そうするとサイドもあわせて18枚は欲しかったため1枚増量。
・追加のハンデス枠が審問なのは瞬唱、レオヴォルド、ヴェンディリオン等を落とせるため。ウィルを落とせるハンデスは既にメインから8枚入っていますし、サイド後は軽い妨害手段でもキープされるため、こちらでも概ね妨害手段に触れられる。

ラストサンのレガシーは通算5-2。スタンもそうでしたがレガシーも7枚か1マリ後の初手で決められる内容が多く、構築で受けを広くした事で取れたマッチも少なくなかったですね。まあ単に運が良かっただけかもしれませんが・・・。

それまで他のフォーマット含めて大概が重めのミッドレンジばかりだった自分ですが、コンボに触れてみる事で様々な発見がありました。またコンボは対人戦ももちろんですが、一人回しが非常に重要ですね。まず自分のデッキの動きがどうあるべきか、今コンボの下準備がどの程度済んでいてどのカードが受けになるのか?ハンデスで抜くべきカードは何か?等々・・・
ミッドレンジの通説がコンボでは通用しないこともありましたが、同時にこの「考えること」については他のアーキタイプ・フォーマットでも流用出来ますし
そういう意味では自分の基礎を肉付けしてくれる、非常に勉強になるデッキでした。

長くなってしまいましたが、レガシー編は以上になります。
沈黙の墓石も出てきたので、今後またサイドプランを練り直そうかと思います。
明けましておめでとうございます。
もう明日にはイクサランの相克のカードが使えるようになり、同時に禁止改訂も適用されてスタンは新環境となりますね。
自分もスタンのデッキをアップデートしたいですし新環境でプレイしたいので楽しみですね。

さて、今回は普段とはちょっと趣向を変えた記事・・・自分がどのようにデッキを組んでいたのかについてご紹介させていただきます。
ラストサンにて使用したスタンとレガシーそれぞれについて取り上げたいと思います。

まずはスタンからご紹介します。

実はアモンケットが出てからのスタンはプレイしておりませんでした。
それゆえ、黒単ゾンビが環境にいましたが全くノータッチ。モダンでちょっと遊ぶデッキを使っていたからカード自体は知っていましたけどね。
イクサランが発売したことによりカードプールが一変し、新環境になるということもあり、また来期GPに向けてPWPを稼ぎたいという思いもあってスタンを本格的に再開することを決意。
発売日翌日の晴れる屋スタン杯に乗り込もうということで、環境初期も良いところだったのでまずはそれなりに良さげなパーツから手を付けてゆきました。

・当たり前だけど黒単やる
・カラデシュ登場からまだスタンで一度も使ったことのなかった陰謀の悪魔は入れたい
・2マナ域最強クラスの才気ある霊気体は黒単をやる理由にもなるので4枚欲しい
・疑似軽量火力や後半マナフラの受けにもなるバリスタも入れたい
・そんなスペル連打されないだろうし3マナ域アムムトで良いんじゃないかな?
・4マナ域のインパクトあるムーヴがカリタスのスタン落ちによってゴンティしかなくなったのでとりあえずこれだけでも入れる
・恐竜とか多そうだし除去多めにするか→2マナ除去として板歩き4枚とほぼ何でも処理できる侮辱4枚
・折角デュレス使えるしメインに入れてみよう
・イフニルの死界は優秀なので4枚積むけど他の土地はとりあえず保留で沼にしてみる

そんなこんなでできたのがこれ。


4《アムムトの永遠衆/Ammit Eternal》
2《陰謀の悪魔/Demon of Dark Schemes》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》
4《歩行バリスタ/Walking Ballista》

3《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
4《強迫/Duress》
4《板歩きの刑/Walk the Plank》
2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty》

4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
21《沼/Swamp》

4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
3《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
4《大災厄/Doomfall》
2《失われた遺産/Lost Legacy》
2《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》


(今改めて見るとひっでぇレシピだな・・・・)

それから色々再考。
・たかり屋メインで良いんじゃないかな?
・収集艇使われて思ったけど強いな→アムムト入れてる場合じゃないこっち入れるべきだ
・ヨンティは流石にダブつく。2枚引いたら片方ただのインパルスになるから減らす
・収集者意外と悪くないかも?収集艇くらいしか他にエネルギー獲得手段無いけど相手によってどちらか片方機能すれば良いだろうし
・沼とイフニルの死界以外の土地欲しい。コントロールのアズカンタ思ったより大分強いな→廃墟の地と屍肉あさりの地をまずはお試しで1ずつ。
・デュレスはサイドでいい
・本質の摘出サイドに採っている人いたな。アグロ相手に強いし試すべき。


2《陰謀の悪魔/Demon of Dark Schemes》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》
2《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》
4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
4《歩行バリスタ/Walking Ballista》

3《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
3《大災厄/Doomfall》
3《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty》

1《廃墟の地/Field of Ruin》
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
19《沼/Swamp》

2《本質の摘出/Essence Extraction》
1《致命的な一押し/Fatal Push》
2《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
4《強迫/Duress》
2《失われた遺産/Lost Legacy》
2《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》
2《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》


こんな感じに改良。
更に色々と見直し。

・ヤヘンニ+算段というパッケージをMOで見かけるという話を聞く。確かにそれ揃ったらエネルギー相手には勝てそう。
・カーリゼヴや牙長獣は確実に落としたいからプッシュ4にすべき
・廃墟の地はプッシュ紛争達成にも貢献するから2枚入れたい。屍肉あさりも出来れば増やしたい
→膨大な時間をかけた一人回しによる結果、25枚中無色マナしか出ない土地は3枚が限界。才気ある霊気体が2ターン目に出ない場面が3枚の時と4枚の時で歴然の差。
・サイドの対コントロール(主に副陽)枠どうするか?→トークンのサイドに夢盗人発見!折角だし真似してみよう


2《陰謀の悪魔/Demon of Dark Schemes》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
3《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》
4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
4《歩行バリスタ/Walking Ballista》
3《不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan》

4《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
3《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
2《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty》

2《廃墟の地/Field of Ruin》
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
18《沼/Swamp》

2《夢盗人/Dreamstealer》
2《本質の摘出/Essence Extraction》
4《強迫/Duress》
3《失われた遺産/Lost Legacy》
2《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
2《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》


ラストサン予選を抜けた時はこの形でした。
メインは比較的ケアされないヤヘンニ+算段がホントに強かったです。
試行錯誤を重ねてきましたが、この黒単なら今のスタンでも十分に戦えるのでは?という実感をようやく持てました。随分長いこと時間かけてるんですけどね・・・
とにかくスタンはこれをしばらく練りこんでゆこうと、そう思っていました。


しかしある日起きた瞬間「艱苦の伝令が使いたい」という衝動に駆られました。
いきなり何言ってんだと思うかもしれませんがそういう気分になったからにはデッキを組んでみることに。
・艱苦の伝令はまず4枚
・何だかんだたかり屋とかバリスタがすんなり入るから基盤はあまり変えなくて良さそう
・3マナ域のファクト何か良いのないかな?→金線の使い魔発見!
・ファクトの頭数稼ぐ手段欲しい→宝物の地図なら即席コストも艱苦の伝令の起動コストも賄えて、最悪それだけでもドローできるからデッキに合っているのでは?
・本質の摘出じゃハゾレト倒せないけど橋上の戦いならソーサリーとはいえハゾレト落とせて大量ゲインも見込めるからサイドには入れたい

という訳で艱苦の伝令黒単組みました。



4《金線の使い魔/Filigree Familiar》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
3《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》
4《艱苦の伝令/Herald of Anguish》
4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
4《歩行バリスタ/Walking Ballista》

4《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
2《宝物の地図/Treasure Map》

2《廃墟の地/Field of Ruin》
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
18《沼/Swamp》

2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty》
3《橋上の戦い/Battle at the Bridge》
4《強迫/Duress》
2《失われた遺産/Lost Legacy》
2《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》
2《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》


権利獲得してからのPPTQや神スタンはずっとこれ使っていました。
艱苦の伝令が着地した際のゲームの流れを掴む力は確かなものだと改めて感じていました。
しかし勝ち越しこそなれど、思うような勝率は見込めず・・・
やはり序盤の動きが相手より一歩劣る部分もあり、艱苦の伝令を出すだけでは捲れないことも。
結局そのままラストサン直前になって元々調整していた方に戻すことに。

但しこれを使っていたことで、金銭の使い魔は存外悪くないという発見もありました。気兼ねなくヤヘンニの起動コストに充てることができますし、赤単相手にゲインできるブロッカーになります。またエネルギー相手には先手3tならず者の精製屋の返しにヤヘンニだと殴りにくい(というか殴れない)ですしブロックもしたくないですがこちらなら積極的にブロックに回れますね。

そしてラストサン当日、直前になって「不帰+回帰」を入れてみようとふと思いました。対赤単3マナ域のムーヴで一番厄介なのがフェロキドンで、プッシュも基本的に紛争が見込めないためこちらが返しにこれを処理する手段がほぼ皆無でそれを引きずって負けることもしばしばありました。不帰回帰なら後手でもこれを処理でき、且つチャンドラにも触れるので侮辱をハゾレトのために温存できます。回帰もケンラに強いですしね。
エネルギー相手でもPWに触る手段が増え、同様にスカラベ用に侮辱をキープできると思い、採用しました。
また青白サイクリングがちらほら結果を残しつつあることや王神の贈り物もそこそこいることを加味し、それまでの対コントロール用サイドを巧射艦隊の追跡者に変更することにしました。
そして最終的な形に。ってラストサン当日の朝ですけどね?



2《陰謀の悪魔/Demon of Dark Schemes》
2《金線の使い魔/Filigree Familiar》
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
3《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》
4《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
2《歩行バリスタ/Walking Ballista》
2《不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan》

4《致命的な一押し/Fatal Push》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2《バントゥ最後の算段/Bontu’s Last Reckoning》
2《不帰+回帰/Never // Return》
2《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty》

2《廃墟の地/Field of Ruin》
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands》
1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
18《沼/Swamp》

3《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker》
2《本質の摘出/Essence Extraction》
4《強迫/Duress》
2《失われた遺産/Lost Legacy》
2《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》
2《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》



金線の使い魔も不帰回帰も活躍しました。もちろん陰謀の悪魔も。一見どうやってこんなので勝つんだと思ってしまいそうなレシピですが通算5-2でした。

スタンを競技イベント主体でプレイしている人からすればとてつもなく無駄な時間を過ごしてきたように見えるかもしれません。事実、スタンというフォーマットはとりわけ結果を残したデッキをコピー&テストプレイの結果環境に合わせてチューンするというスタイルの方が多いですし、勝つことを主眼にするとその方が圧倒的に効率が良いです。それにMOでは黒単機体というアーキタイプも存在し、そこそこ勝ち星をあげていました。
しかし自分で形にしたデッキで戦いたいという思い・・・「情」の側面が強く、どうしても結果を出したレシピをコピーするという行動に移すことは出来ませんでした。

拙い文面ですが、スタン編は以上になります。
レガシー編も別途書かせていただきます。
ラストサン、スタンで権利を獲得していたので参加してきました。
スタン、レガシーとも黒単。

・スタン黒単ミッドレンジ
2 《歩行バリスタ》
4 《屑鉄場のたかり屋》
4 《才気ある霊基体》
2 《金線の使い魔》
2 《不死の援護者、ヤヘンニ》
3 《豪華の王、ゴンティ》
2 《陰謀の悪魔》

4 《致命的な一押し》
2 《バントゥ最後の算段》
4 《ヴラスカの侮辱》
2 《不帰+回帰》
2 《霊気圏の収集艇》
2 《死の権威、リリアナ》

18 《沼》
4 《イフニルの死界》
2 《廃墟の地》
1 《屍肉あさりの地》

4 《強迫》
3 《巧射艦隊の追跡者》
2 《本質の摘出》
2 《失われた遺産》
2 《ヤヘンニの巧技》
2 《領事の旗艦、スカイソブリン》

権利を獲得したのもこのデッキ。構成は概ね一緒でしたが、不帰/回帰は直前になって入れました。対赤単はメインのフェロキドンタイプが増えており、また4CエネルギーはPWが多めに採用されているため、それらに手広く触れるカードとして欲しかったため採用しました。

実は直近で回していたデッキはこれとは異なるもので、艱苦の伝令を主軸にした黒単でした。早期に着地させればそちらも強いのですが、対エネルギーでハイドラとブリンガーを並べられた時に返す手段がある方が良いなと思い、算段+ヤヘンニパッケージも採れる構成に。
金線の使い魔は権利獲得した時の構成では入っておりませんでしたが、艱苦の伝令寄りの黒単を試したときにこれを試しており、意外と悪くなかったためこちらでも採用しました。ヤヘンニの破壊不能付与となる生物で比較的気軽にサクれるものとしても優秀ですね。


・レガシー黒単グリセルストーム
2 《意志の大魔術師》
2 《墓所のタイタン》
4 《グリセルブランド》

4 《思考囲い》
4 《暗黒の儀式》
4 《納墓》
4 《浅すぎる墓穴》
4 《集団的蛮行》
3 《死体発掘》
3 《冥府の教示者》
1 《苦悶の触手》
1 《堀葬の儀式》
4 《水蓮の花びら》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド》

16 《沼》

4 《厳かなモノリス》
3 《コジレックの審問》
2 《墓所のタイタン》
2 《外科的摘出》
2 《沼》
2 《Lake of the Dead》

実はここ最近、競技イベントばかり優先していたためスタンはそこそこプレイしておりましたがレガシーはほとんどノータッチでした。
候補は幾つかありましたが、大型イベントや店舗大会含めて一番勝率が高いこのデッキを選択しました。上述の通り最近はおろそかだったこともあり、ある程度どんな相手でもメインはコンボで押し切れることが多いというのもあります。

但し一つ懸念があり、スタンで予選を抜けたけれどもレガシーをそれほどプレイしない人は比較的簡単にプレイできて嵌めパターンがあるチャリス系のデッキを持ち込むだろうということが考えられました。このため、今まで死体のダンスをリアニスペルの枠として採用しておりましたが、ストームプランが決まりにくいマッチがあることを考慮すると普通にリアニして生物で殴るようにすべきだと判断し、浅すぎる墓穴4・死体発掘3・掘葬の儀式1という、場に残る釣竿多めの構成に。特に掘葬は納墓を釣竿に変換でき、LEDで捨てながらリアニ出来るのでそこそこ使い勝手は良いです。


初日
赤単○
赤単○
赤単○
4cエネルギー○

デスタク○
ミラクル×
4Cレオヴォルド○
カバレージとってもらいました
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4797
エルドラージ○

初日まさかのスタン4-0、レガシー3-1と好成績。
赤単全部勝てたけどハゾレトに侮辱一度も打ってねぇ・・・


二日目
赤単×
4C×
青白サイクリング○

デスタク○
エルドラージ○
ラストサンの動画で詳細見れます。
グリデル×

最後3敗ラインだけど順位若干下の高野さんに当たってIDかなり怪しい(というか下の卓次第でオポ落ちする)のでガチって負け。まあ仮にID出来たとしても決勝ラウンドは出来ればレガシーでプレイしたいはずだから(自分もそう)、順位を上げるためにもガチらなければならなかった。

4敗一人抜けると聞いたけど自分はオポ低くて9位。8位抜けした川居さんはそのまま優勝されていて流石だなと思いました。

あと悪魔的な記事もとってもらえました。デーモンはいいぞ
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4808

今年の目標の一つであった、競技イベントでの優勝は叶いませんでしたが色々メディアに取り上げてもらえてうれしかったです。
また来年頑張ります。今度こそ黒の太陽の頂点を目指して・・・


メリーグリセルマス!
ここ数カ月すっかり更新してませんでしたね・・・

今年のマナバーン誌が部族特集という事でデーモンについて少しだけですが寄稿させていただきました。

マジック:ザ・ギャザリング超攻略! マナバーン2018
http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b325257.html

発売日は今週30日(木)です。部族特集以外にもヤソの漫画やMusashiをはじめとする世界の強豪チーム等についてもピックアップされておりますので、是非お求めいただければと思います。
破滅の刻のカードもプロキシで使用可能だったため、それらを入れた形を試運転も兼ねて使用しました。
ちなみに破滅の刻からはアムムトの永遠衆と大災厄を採用。どちらとも2黒のカードであるため、2マナ土地+金属モックスからキャストできます。

Ammit Eternal / アムムトの永遠衆
(2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クロコダイル(Crocodile) デーモン(Demon)
加虐3(このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは3点のライフを失う。)
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、アムムトの永遠衆の上に-1/-1カウンターを1個置く。
アムムトの永遠衆がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上から-1/-1カウンターをすべて取り除く。
5/5


Doomfall / 大災厄
(2)(黒)
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールするクリーチャー1体を追放する。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。


リストは以下です。

4 パリアノの大悪魔/Archdemon of Paliano
4 冒涜の悪魔/Desecration Demon
4 マルドゥの急襲指揮者/Mardu Strike Leader
4 アムムトの永遠衆/Ammit Eternal
4 歩行バリスタ/Walking Ballista

4 金属モックス/Chrome Mox
4 虚空の杯/Chalice of the Void
4 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
2 大災厄/Doomfall
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope

12 沼/Swamp
4 古えの墳墓/Ancient Tomb
4 裏切り者の都/City of Traitors
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth

2 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend
3 ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
2 大災厄/Doomfall
2 毒の濁流/Toxic Deluge
1 頭蓋の摘出/Cranial Extraction
1 記憶殺し/Memoricide
4 虚空の力線/Leyline of the Void

アムムトの永遠衆もデーモンのため、12体もデーモンが入りました。最高かよ

R1 ポックス ○○
R2 4cデルバー(Tomさん) ○×○
R3 ミラクル ○×○
R4 ポストエルドラージ ○○
R5 黒単グリセルストーム(もぐもぐ) ××
R6 URデルバー ×○○

題名の通り、5ー1で2位。
妨害無いけど1tアムムトの永遠衆2tパリアノの大悪魔するかーみたいなハンドで押しきったりしたのでやはりでかいのは正義。デーモンはいいぞ

危うくアヴァシンのジャッジプロモ受け取るところだったので3位の方に繰り越してもらいました
サボり気味になってしまいました・・・。

5/26~28 GP神戸
本戦はいつもの黒単ミッドレンジで参加しました。

クリーチャー:20
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《復讐の亜神/Demigod of Revenge》

呪文:15
4:《夜の犠牲/Victim of Night》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

土地:25
25:《沼/Swamp》

サイドボード:15
4:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
1:《サディストの聖餐/Sadistic Sacrament》
2:《滅び/Damnation》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

BMOのレシピとほぼ同じですが、細部を少しだけ変更しました。
似たような役割のカードに差し替えただけですが、特筆するなら赤緑ヴァラクートやスケシとのマッチでヴァラクートを追放したり、青赤ストーム相手にぶどう弾とワーレンの両方を追放できるサディストの聖餐に変えたのが一番のポイントです。


GP本戦 2bye明けから
ジャンド ○○
緑トロン ××
白日スケシ ○○
赤黒アグロ(コプター、ラブル、貴種) ○×○
バントドルイドコンボ ××
サン&ムーン ○×○
G2 抹消者置いたら太陽ペス出てきてテーロスストーリーを想起した(余裕で負けた)

紛争ZOO ×○○

7-2で本戦2日目へ。

ボロスバーン ×○×
G2 罠橋置かれて相手ライフ16もあったから負けかなと思っていたら土地しか引かなくてバリスタで16点削りきった

青黒LO ○○
G2 デミゴッドが2枚墓地に落ちたので抹消者デミゴッドデミゴッドデミゴッドで20点パンチ!

グリクシスシャドウ(みみみさん) ×○×
親和 ××
ボロスバーン ×○×
白黒エルドラージ ××

2日目は惨敗でトータル8-7。
3年前のGP神戸では2bye明け0-4だったので2日目に残れただけでも進歩したとするか。

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6/4神レガシー
黒単グリセルストームにて参加。
GP千葉の頃から大分構成が変更しました。

クリーチャー:7
4:《グリセルブランド/Griselbrand》
2:《意志の大魔術師/Magus of the Will》
1:《墓所のタイタン/Grave Titan》

呪文:38
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《納墓/Entomb》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
2:《死体のダンス/Corpse Dance》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
3:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《死体発掘/Exhume》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
3:《暴露/Unmask》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》

土地:15
15:《沼/Swamp》

サイドボード:15
3:《墓所のタイタン/Grave Titan》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《毒の濁流/Toxic Deluge》
4:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
2:《沼/Swamp》
2:《Lake of the Dead》

グリセル着地後の初動となる黒マナを出せる金属モックスを採用していましたが、それ以外のタイミングで来ても嬉しくなかったのと、LEDとペタルだけでもプレイングで何とかできるため抜きました。また、土地に関しては都を2枚だけ採用していましたが、これは死体のダンス4+サイドの罠橋のためのカードという位置づけでした。しかしそれらをプレイするにしてもこのカードは無くても問題なく、逆に都だったが故に土地1キープできないという事態もあったため全て沼にしました。
そして死体のダンスを2枚死体発掘に差し替えているのですが、これはチャリスやサリア等でストームルートを阻害された時にリアニした生物でライフを詰め切るプランが欲しかったための採用です。カラカスが効かない黒タイタンも1枚メインに採りました。

サイドに関してはミラクルが激減した今、苦花やラスアナが不要になったため大幅変更。
少し前は抹消者も試していたのですが、抹消者で殴るにしてもダメージレースはほぼ負けてしまい、結局立っているだけだと死儀礼等でルーズさせられて負ける・・・ということが往々にして起こりました。そのため抹消者ではなく、着地して勝てる黒タイタンキャストへ注力する方針に。モノリスもレイクも、沼2~3枚をまず引いている必要があったためメインの15枚だけでは足りず、サイドにも2枚沼を採りました。

ジャンドt青 ×○○
BUGニックフィット ○○
ANT(カイさん) ×○○
グリデル(まーちゃそさん) ×○×
ドレッジ(とうそんぐさん) ○×○
赤単スニーク ×○○
エルフ ×○×
オムニーク ○○
グリデル(Tomさん) ○×○

7-2で滑り込み16位。
メインこそ強いはずの墓地利用で5回もメイン落としているの情けないねぇ・・・
あと1枚が引けずに負けるのが多かったので何とも。
サイドプランの黒タイタンストンピィするのは中々手応えいい感じでした。

ANT戦で意志の大魔術師でG2に勝った時、カイさんは凄く興味を示しているみたいで最後も納墓で触手落としてシャロウスタックLEDでメイガス見せたら握手を求めてきてくれた。あと、マッチの合間にゆきち君に貸してメイガスルート教えてたらたつあにさんにも何それ!?すげえ!って驚いてもらえたのでやっぱりこのカード好きです。
折角なのでその時の様子。

メイガスが着地し次ターンに沼3+手札に納墓、インファ、儀式(+余分なカードだとしても)からストーム9でぴったり20点吸いきれます。
沼2からインファで儀式2枚目をサーチ→沼1から儀式2枚で5マナ→納墓でLED落とす→メイガス起動(浮きマナ黒1+ストーム4)→儀式2とLEDで黒8+ストーム7→納墓で何か適当にサーチして追放→インファで触手サーチしてストーム9

メイガス絡むと納墓がデモチュー並の強さになりますね。何でも落とせるのがまた偉い。

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さて、今後はどのフォーマットに注力するか。
夏にはPPTQモダンになるそうだけど、スタンも触りたい気はする。が、レガシーも定期的にやりたいしヴィンテも触っておきたい・・・むむむ。
神モダントライアル
デッキは黒単信心。

クリーチャー:24
3:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
4:《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
1:《要塞の監視者/Stronghold Overseer》

呪文:11
2:《夜の犠牲/Victim of Night》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》

土地:25
22:《沼/Swamp》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》

サイドボード:15
4:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
2:《肉貪り/Devour Flesh》
1:《失われた遺産/Lost Legacy》
4:《虚空の力線/Leyline of the Void》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《魂の裏切りの夜/Night of Souls’ Betrayal》

要塞の監視者入れたかっただけランタンコントロールのように罠の橋を置いてくる相手への対抗手段を考えた時、頼りになるのは商人だなと考え、信心でどのくらい通用するかを実験してみました。商人は各対戦相手のため、サイド後に白力線を置かれてもドレインが可能です。
また、リビングエンドが増えそうだという予想と、探査やコラコマの妨害にもなるためメインから萎縮した卑劣漢を採用しました。無駄になる相手にも最悪2マナの信心稼ぎという言い訳ができます。


レポは結果のみ。
R1 マルドゥシャドウ ○×○
R2 白黒エルドラージ ○○
R3 グリクシスシャドウ ○○
R4 グリクシスデルバー ○○
R5 スゥルタイテゼレッター(ミネストさん) ×○○
R6 トロン(うんぽぴんさん) ×○×
R7 ID
SE1 トロン(うんぽぴんさん) ××

商人によるドレインでなければ勝てなかったマッチはR5テゼレッター(罠の橋)。
ドレインで1ターンもらって勝てたマッチはR2白黒エルドラージ。但しこの時はニクソスのせいで1ターン遅れていたため、沼なら1ターン早く動けていたので信心である必要も特になかった。そもそもニクソス要らない疑惑。
グリクシスにも勝ってはいますが、通常のミッドレンジと同じ基盤のところ(主に伝書使と抹消者)で戦っていたわけで、信心のメリットをあまり享受できていなかったのは事実でした。ハンデスと除去も少ないため墓地を使わないコンボや速度のある相手には不利な構成にしてしまっているため、長いラウンドで勝ち抜くには難しいデッキだなと改めて実感しました。

そんなわけで、いつもの黒単ミッドレンジでBMOへ。

クリーチャー:19
3:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《復讐の亜神/Demigod of Revenge》

呪文:16
4:《夜の犠牲/Victim of Night》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》

土地:25
25:《沼/Swamp》

サイドボード:15
4:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
2:《肉貪り/Devour Flesh》
1:《失われた遺産/Lost Legacy》
2:《滅び/Damnation》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

前回GPTで使用したものとほとんど変化はなく、サイドのプッシュを肉貪りにしただけ。
デスシャドウうっかり2体並んだところに打つと2体とも除去れる。あと一応追加の除去兼バーンにinする枠。

R1 バントエルドラージ ○○
R2 バントエルドラージ ×○○
R3 ブルームーン ×○○
R4 エルドラージトロン ××
R5 黒単 ○○
R6 エルドラージトロン ○○
R7 エルドラージトロン ○××
R8 エルドラージトロン ○×○
R9 アブザン異界の進化 ×○○

7-2で12位のマネーフィニッシュ。
ウギンの目の生きていた頃のようにエルドラージばっかり当たりました。エルドラージトロンは特に多く、今回トップ8にも2人進出していました。
トップ8デッキリスト
http://mtg.bigmagic.net/article/2017/05/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/bmo09/023.html

エルドラージトロンを相手してみると、後半になればなるほど相手の方がカードパワーで勝ってくるため、如何に序盤で切り崩して伝書使・抹消者・デミゴッドで詰めるかにかかっているなと思いました。ウギンまで採っているタイプもあって大爆発要るんだか要らないんだか判断が難しい・・・。
指折り会は何気に初参加。
デッキは先日のデーモン親和を少し弄ったもの。

クリーチャー:24
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
2:《艱苦の伝令/Herald of Anguish》
2:《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4:《鋼の監視者/Steel Overseer》

呪文:16
4:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4:《活性機構/Animation Module》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》

土地:20
6:《沼/Swamp》
4:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
2:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》

サイドボード:15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《致命的な一押し/Fatal Push》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》

オパモを1ターン目から動かせるようにするため羽ばたき飛行機械を投入、また墳墓のダメージをある程度低減でき、刺し合いに強いスカージも投入。

R1 リアニ(Ta1さん) ××
①ダブマリで出だし不調なところにエリシュ出てきて投了。
②釣竿スタックサージカルで灰燼の乗り手弾いたり墓掘りの檻置いたけれども、ショーテルグリセル。
ラベジャーで羽ばたき飛行機械をサクってパワー2にして殴ったターンが序盤にあったけれども、無理して打点にせずグリセル出てきた時のために置いといて良かったなと思った。

R2 スニショ(りらっくまさん) ○×○
①ショーテルエムラ(こちらは艱苦の伝令合わせる)され、ライフはまだ16もある状態だったため殴られて打点足りないかな?と思ったがラベジャー死亡時バリスタにカウンター載せて監視者起動から戦闘で11点+バリスタで5点で何とか足りた。
②ショーテルエムラされたが流石に1ゲーム目ほど盤面に並んでいなかったため成すすべなく投了。
③ハンデスとカウンターが飛び交い、その間に打点を生成していたところにショーテルグリセル。針を合せたため追加でドローはされないもの、7/7飛行絆魂をどう攻略するか。
一度殴られて23までゲインされるが、返しに頭蓋囲いつけたラベジャーで12点+バリスタにカウンター移植して11点で削りきる。

R3 ミラクル(てくそんさん)○×○
①独楽設置されていたため終末でいつでも死ねる状態だったが、活性機構+監視者で疑似ソプターコンボして終末見えない内に削りきる。
②針で独楽を止めるが、しっかり捌かれてクロックが途絶えたところに瞬唱で削られ、願いも見えたので投了。
③同じく針で独楽を止める。活性機構+ラベジャーで点の打点を作り、ラベジャーがソープロで狙われるもサーボにカウンターを移してソープロをそこにも使わせる。除去札が尽きた頃に3枚目のラベジャーを繰り出し、これに毎ターンマナをつぎ込んで肥大化させ、終末以外なら何とかなる状況になって勝ち。

R4 赤単双子(いずまさん)○○
①監視者とラベジャーこそプレイできたものの、墳墓と城塞だけだったため三球と月メイガスで残りのカードがプレイできない。毎ターン只管監視者を起動してラベジャーで殴るのみ。相手ライフ10のところでラベジャーと監視者どちらとも5/5ある状態でマストブロックの状況を作り、月メイガスが落ちた後にバリスタをキャスト、ラベジャーのカウンターを移植して削りきる。
②囲いで双子を抜きつつ、監視者羽ばたきスカージスカージで打点を固め、頭蓋囲いをスカージに付けてライフ2まで追い込み勝ち。

R5 マーフォーク(プロクトさん)×○○
モダンかな?
①セラピーでネメシスとwillを落として後は谷だけ注意すれば・・・と思っていたらトップからネメシスと十手が降ってきて、こちらにラベジャーはいるけれどもスカージにカウンター載せようとすると十手が睨みを利かせれているため移植はほぼ不可能。そのまま押し切られて負け。
②こちら先手監視者羽ばたきスカージでそのまま投了される。
③ネメシスロードロード谷銀エラvs頭蓋囲いスカージの多勢に無勢な状態だったが絆魂の偉大さにより何とか押し返す。地味ながら、活性機構+バリスタ等でチャンプ用の壁を生成できていたのが大きかった。

R6 4cデルバー(エイドさん)○××
①ラベジャーは落とされるが他が残り、艱苦の伝令も着地してそのまま蓋をして勝ち。
②土地がアーボーグのみで止まってしまい、不毛で割られた後に墳墓を引くも時すでに遅し。ネメシスで削られて負け。
③しっかり捌かれてネメシスで削られて負け。

結果4-2。
繊細なプレイも問われるけれども、瞬間の爆発力を持っているのでもう少し弄ってみようと思いました。
スカージは思いのほか役に立ってくれたのでここは維持。羽ばたきも1ターン目2マナに貢献してくれて後に飛行の打点になれるのは偉い。


続いて奇天烈レガシー。
レガシーの禁止リストから1種類だけ禁止解除できるというもの。
いつもレガシーで使っている黒単グリセルストームにバザーを入れたものを用意。
ペタルとLEDが4ずつ入っているのでヴィンテのものよりリスト自体は強い。

R1 オムニテル 禁止解除:Dig
①ハンデス絡めて2ターン目にダクリ納墓シャローって禁止解除したカード関係ないな?
②バザー絡めて2ターン目にダクリシャロー

R2 チャネルミラー(ゆきち君) 禁止解除:チャネル
①グリセルはいいぞ
②後手だったので2ターン目にコンボされることを危惧して1ターン目暴露→ブレストで隠される。2ターン目にバザー起動からダクリスタックサージカルでグリセル飛ばされて負け。ダクリシャローあったので、このターンは動かずに次のターンで良かった。
③ハンド見たらサージカル2枚持っててとりあえず死者の鏡落とす。地味にダクリ2とペタルあったため、アーボーグ引ければグリセル素出しできるという状況だったがそもそも土地が引けず、迂闊にバザー起動してグリセル落とすとサージカルで狙われるのであまり下手に動けない。その間にコンボ揃えられて負け。

R3 URデルバー 禁止解除:宝船
①バザー3回くらいひねってようやくコンボ揃って勝ち。
②サイド後のDDプランを仕掛ける時に浮きマナ無い状態だったのでデイズでヘックスメイジ弾かれてサージカルされ、ステージ待っている間に殴りきられる。1ターン待ってアーボーグも置いてデイズケアるべきだった。
③ハンデスでデイズ2枚と稲妻見えていたので、群れネズミ置くターンが遅くなってその間に押し切られる。バザー回してDD狙った方が良かったかも。

1ターン待った方が良いゲーム2回もあったので次からは間違えないようにする。
折角月1のヴィンテ杯があるので、BMIQでなくこちらへ。
前回松田さんに貸したレシピのままで参加しました。

R1 bye
R2 墓荒らし(たつなぶるさん)×○○
R3 ドレッジ ○○
R4 ピッチドレッジ(moxsapphireさん)××
R5 メンター(緑丸さん) ID

byeの助けにより2位。
釣竿がカウンターされた時やバザーで触手捨てなければならない時にヨグウィルが欲しいなと感じることもしばしば。どうせサイド後で不要牌になるからという理由で入れてなかったのですが、メインを落とさないよう受けを広くするために入れておいてもいいかも。
既に2byeは持っているものの、BMOやGP神戸といった大型大会を控えているため、競技性の高い大会に少しでも参加しておきたいと思っており、また仮に勝ち進んでも最悪トスして相手にbyeあげればいいか・・・と思い、練習の場(とJOJO読むのと神決定戦の観戦)のため足を運びました。
いつもの黒単ミッドレンジですが、今回はカリタス迫害者の枠をデミゴッドに変更、土地も1枚追加した形にしました。

R1 赤緑ヴァラクート ×○○
R2 バントカンパニー ○○
R3 アブザン ×○×
R4 バントエルドラージ ○○
R5 マルドゥ機体 ×○○
R6 親和 ×○○
R7 バントスピリット ○×○
R8 バントカンパニー ○○

7-1で2位通過。

SE1 黒緑トロン ×○○
SE2 親和 ○○
SE3 グリクシスシャドウ ○××

結果は惜しくも最後敗れて2位。
試合開始前、対戦相手にbye要りますか?と聞きましたがGP当日は別の予定が入っており、もらっても仕方がないということだったので事実上ポイントのみをかけての勝負(分配も当初と同様に勝った方が1万)。
2戦目土地5でキープして土地ばかり引き続けてしまっていたので、1回マリガンしても良かったかなという反省。あとはアンコウ除去できない問題もあり、サイドの見直しも必要かもしれないと思いました。

何はともあれ、参加費1000円で累計11戦もできて満足。デミゴッドの使用感も良く、デッキの方向性は大分決まりました。

しかし晴れる屋はホントに人集まるなぁ・・・GPTでこんだけラウンド数多いの、ここくらいだと思う。
先日ご紹介したレガシー版親和with艱苦の伝令がピックアップされました。やったぜ。
デーモンはいいぞ

http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4065

ちなみに、概ねモダンのパーツで構成されているのでモダンへ組み換えることもできます。
ただ墳墓と大霊堂が無いのは相当デカいなと痛感しました・・・

活性機構+監視者やラベジャーはヴィンテのMUDでも用いられているようですね。ワクショがスペルのキャストにしか使えないとはいえ、火種を展開してゆく上では最強の土地ですし確かに相性は良さそう。

え、エイプリールフールはもう終わったって?
そんなことは百も承知さ。
何たって本当に親和を使ったのだからな!


クリーチャー:24
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》
4:《艱苦の伝令/Herald of Anguish》
4:《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4:《鋼の監視者/Steel Overseer》

呪文:16
4:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4:《活性機構/Animation Module》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》

土地:20
6:《沼/Swamp》
4:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
2:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》

サイドボード:15
3:《外科的摘出/Surgical Extraction》
4:《致命的な一押し/Fatal Push》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
3:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
3:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》


親和(親和とは言ってない)

まず、何でこのデッキを作成したのか。経緯をご説明します。
元々は活性機構が登場した時点で、何かコンボできないかと考えていました。

活性機構/Animation Module
(1)
アーティファクト
あなたがコントロールするパーマネント1つの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(3),(T):パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、そのパーマネントの上に置かれているかそのプレイヤーが持つカウンター1個を選ぶ。それと同じ種類のカウンターを1個、そのパーマネントの上に置くか、そのプレイヤーに与える。



そこで、魂のカーニバル+屍肉喰らいを思いつきました。

魂のカーニバル/Carnival of Souls
(1)(黒)
エンチャント
クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは1点のライフを失い、あなたのマナ・プールに(黒)を加える。


屍肉喰らい/Carrion Feeder
(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
屍肉喰らいではブロックできない。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:屍肉喰らいの上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1


あらかじめ何かしら生贄が必要ですが、屍肉喰らいでサクってカウンターが乗る→1マナ払ってトークン生成→黒マナ発生&1ルーズ→サクる→・・・と、ライフに余裕がある限り屍肉喰らいが肥大化します。
ただ、フィニッシュブローやそもそもの構成に疑問が残ったため、一旦お蔵入り。なんせ活性機構も魂のカーニバルも屍肉喰らいが無いと何もしません。後者は何もしないどころか先置きすると相手クリーチャー着地時にも誘発するので勝手にライフが減ってしまいます。

ところが、霊気紛争で歩行バリスタと艱苦の伝令が登場。
上記案の屍肉喰らいの枠をラベジャーに変更し、フィニッシュの際にはラベジャーのカウンターを歩行バリスタに与えることでワンショットも可能。また、アーティファクトクリーチャーを出しつつ黒マナが出るので艱苦の伝令のサポートにも使える!と思い、再度着手。屍肉喰らい案はデーモンが入らなかったのですが今回は何も問題なくデーモンが採用できます。最高かよ
まあ見て分かる通り、魂のカーニバルがコンボ以外で何もしない問題が解決できず、結局抜けてしまったわけですが・・・。


デッキは活性機構を主軸に動きます。

・上述の屍肉喰らいの手順と同様に、ラベジャーでトークンをサクってカウンターが乗ることで活性機構が誘発し、またトークンが出る。つまりマナのある限りラベジャーが肥大化。

・活性機構設置後、余剰1マナあればカウンターが乗って出るクリーチャーは全てトークンがおまけで出せる。

・鋼の監視者を起動するとその時点で盤面にいるアーティファクトクリーチャーの数だけマナを払ってトークンを並べられる。しかも次のターンからそれらにカウンターが乗って殴れる上、活性機構の誘発回数も増えるためほぼ毎ターンマナの支払い分だけトークンが並ぶ。

・活性機構やセラピーでサクった搭載歩行機械を火種に、艱苦の伝令を着地。

と、色々ギミックがてんこ盛りです。活性機構もラベジャーも無い時は愚直にたかり屋や頭蓋囲いで殴るしか無くなりますが・・・。


R1 BYE
R2 カナスレ ○○
R3 BUGデルバー ×○○

BYE込みですが一応3-0しました。
尚、勝った試合は概ね監視者+活性機構の疑似ソプターコンボで艱苦の伝令はカウンターされたため一度も着地しませんでしたが・・・。

活性機構自体は中々好感触だったため、例えばモダンで話題にもなっている鱗を入れて更に爆発力を向上させるのもアリだと思います。マナベースもいくらでも弄れますしね。
スタンのカードも多く、殆どがモダンまでのプールで組めるのでレガシーを遊ぶ程度に嗜むならオススメです。

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