3/27信心亭モダン(黒単)
2015年3月27日 MTG大会 コメント (4)使用デッキはいつもの黒単。
今までストロームガルドの十字軍だった枠にニヒリスを入れてみました。
ニヒリス/Nihilith
(4)(黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
畏怖(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
待機7 ― (1)(黒)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(黒)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが7個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。それは速攻を持つ。)
カードがいずれかの領域から対戦相手の墓地に置かれるたび、ニヒリスが待機状態である場合、あなたはニヒリスから時間カウンターを1個取り除いてもよい。
4/4
デッキが重いため、空きがちな2ターン目にクロックを用意したい。出来れば苦手な未練ある魂との戦闘に強く、後半引いても強いものが良いなと思い、あれこれ試行錯誤していました。
最初は群れネズミを試しており、やはり起動の3マナと手札1枚というコストが重かったためマナだけでパンプでいるストロームガルドの十字軍にしていました。
ですが、この2枚とも当たり前ではありますが軽量除去の的になってしまうのがネックでした。稲妻や衰微は軽量クリーチャーの宿命なのでまだ許せますが、一番ネックだったのが電解の的になること。
デッキの構造上、火力には強いクリーチャーで固めているため本来ただのサイクリングに近いカードでアドバンテージを取られるのが凄く気になっていました。
そんなことを考えながら、ある時ショップに立ち寄ってふと目に留まったのがこのニヒリスでした。
これなら稲妻も衰微も効かず、2ターン目に準備しておける。しかもハンデスと除去が多いこのデッキなら待機解除も比較的早いターンでできる。
畏怖持ちのため未練ある魂とのダメージレースも五分ですし、これは是非試してみようと思った次第です。
R1 URストーム ○×○
①後手2ターン目にニヒリスを設置、その後にフェッチ思考掃き手練と次々にカードが落ちて時間カウンターがあっという間に外れてゆく。ハンデスと除去でキーカードを抜きゴブリンの電術士も落としたところで3ターン目に待機が開けて戦闘に入るニヒリス。抹消者も追加し、押し切る。
②リリアナ奥義で電術士と昇天のみが残り、ハンデスで捨て身の儀式を確認したところで外科的摘出を捨て身の儀式に打ち込んだが、冷静に考えれば炎の中の過去を抜くべきだった。手練コピーからパーツ探されて、ぶどう弾も引いていたので投了。
③昇天達成まで行くが、思考掃きでぶどう弾が落ちたところで外科的でぶどう弾を指定すると投了される。巣穴からの総出は2戦目でギタ調打たれたときに滅びを見せていたため、抜いたらしい。
R2 URストーム ×○○
①リリアナスタートするも、既に昇天が貼ってある状態。ドロースペル連打でパーツを探され、ぶどう弾と巣穴からの総出で負け。総出メインとは珍しい。
②土地が詰まってしばらく2マナでしか動けないが、ヤンパイや電術士を除去しつつニヒリスの待機は解除。ぶどう弾を外科的してあとは胆汁病構えておけば勝てるかなと思ってデッキを見るとデルバーも入っていた。ただハンドにはリリアナもおり、デルバーを引かれた返しに3枚目の土地をようやく引けたのでリリアナ設置。その間にニヒリスで攻めていると、ぶどう弾でニヒリスが除去される。しかしもう相手のライフは9。亜神の5マナまで伸びたのでこれを出し、対処されなかったため投了をもらう。
③ハンデスで電術士を落とし、外科的を構えながらニヒリスを待機。早期着地を嫌ったのか、思考掃きをこちらに打ってくるも亜神が落ちる。そして後に亜神を引いたので、5ターン目にニヒリスを待機解除させ、亜神と併せて14点パンチ。ライフは2となり、蒸気孔やギタ調が自由に動けない状況だったため、赤マナが不足して何とか勝ち。
R3 ナヤZOO ○○
①ハンデス除去からの抹消者。地上クリーチャーの多い相手では抹消者が本当に強い。抹消者2枚目を出し、亜神も加えて押し切る。
②胆汁病を巨森の蔦でかわされ、密林の猿人と壌土のライオンの4点クロックが残っている状況。生命散らしのゾンビでロクソドンの強打者を追放するが、稲妻のらせんで処理されてライフ6。除去引いても無理そうだったところに抹消者トップというご都合主義なドロー。これを盾に亜神で攻撃、2枚目もキャストするがブロックされると返しで負ける状況。しかし3枚目も引けていたので次のターンで総攻撃。らせんをプレイヤーに打ち込まれ、お互いに3点となるが抹消者が2/3の2体にブロックされたためパーマネントを巻き添えに、ナカティルと踏み鳴らされる地のみが残ったためナカティルに除去を打つ。返しで稲妻さえ引かれなければ・・・無かったようだ。
結果3-0。
とはいえ、ストームとのマッチではもう少しハンデスで選択するカードに注意するべきだったし外科的の対象も間違えていたのでそこは教訓。
以下、現状のリスト。
ニヒリスは2ターン目に待機できるものの、盤面には特に影響がないため3枚に抑えており、四肢切断を1枚増やしています。
タシグルと包囲サイにブロックされてしまうため、この2体を除去できる四肢切断は優秀。
クリーチャー:15
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《復讐の亜神/Demigod of Revenge》
3:《ニヒリス/Nihilith》
呪文:20
3:《四肢切断/Dismember》
2:《胆汁病/Bile Blight》
4:《夜の犠牲/Victim of Night》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
土地:25
25:《沼/Swamp》
サイドボード:15
3:《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《胆汁病/Bile Blight》
4:《涙の雨/Rain of Tears》
2:《滅び/Damnation》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
スタン1-2
モダン31-18
レガシー33-32
今までストロームガルドの十字軍だった枠にニヒリスを入れてみました。
ニヒリス/Nihilith
(4)(黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
畏怖(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
待機7 ― (1)(黒)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(黒)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが7個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。それは速攻を持つ。)
カードがいずれかの領域から対戦相手の墓地に置かれるたび、ニヒリスが待機状態である場合、あなたはニヒリスから時間カウンターを1個取り除いてもよい。
4/4
デッキが重いため、空きがちな2ターン目にクロックを用意したい。出来れば苦手な未練ある魂との戦闘に強く、後半引いても強いものが良いなと思い、あれこれ試行錯誤していました。
最初は群れネズミを試しており、やはり起動の3マナと手札1枚というコストが重かったためマナだけでパンプでいるストロームガルドの十字軍にしていました。
ですが、この2枚とも当たり前ではありますが軽量除去の的になってしまうのがネックでした。稲妻や衰微は軽量クリーチャーの宿命なのでまだ許せますが、一番ネックだったのが電解の的になること。
デッキの構造上、火力には強いクリーチャーで固めているため本来ただのサイクリングに近いカードでアドバンテージを取られるのが凄く気になっていました。
そんなことを考えながら、ある時ショップに立ち寄ってふと目に留まったのがこのニヒリスでした。
これなら稲妻も衰微も効かず、2ターン目に準備しておける。しかもハンデスと除去が多いこのデッキなら待機解除も比較的早いターンでできる。
畏怖持ちのため未練ある魂とのダメージレースも五分ですし、これは是非試してみようと思った次第です。
R1 URストーム ○×○
①後手2ターン目にニヒリスを設置、その後にフェッチ思考掃き手練と次々にカードが落ちて時間カウンターがあっという間に外れてゆく。ハンデスと除去でキーカードを抜きゴブリンの電術士も落としたところで3ターン目に待機が開けて戦闘に入るニヒリス。抹消者も追加し、押し切る。
②リリアナ奥義で電術士と昇天のみが残り、ハンデスで捨て身の儀式を確認したところで外科的摘出を捨て身の儀式に打ち込んだが、冷静に考えれば炎の中の過去を抜くべきだった。手練コピーからパーツ探されて、ぶどう弾も引いていたので投了。
③昇天達成まで行くが、思考掃きでぶどう弾が落ちたところで外科的でぶどう弾を指定すると投了される。巣穴からの総出は2戦目でギタ調打たれたときに滅びを見せていたため、抜いたらしい。
R2 URストーム ×○○
①リリアナスタートするも、既に昇天が貼ってある状態。ドロースペル連打でパーツを探され、ぶどう弾と巣穴からの総出で負け。総出メインとは珍しい。
②土地が詰まってしばらく2マナでしか動けないが、ヤンパイや電術士を除去しつつニヒリスの待機は解除。ぶどう弾を外科的してあとは胆汁病構えておけば勝てるかなと思ってデッキを見るとデルバーも入っていた。ただハンドにはリリアナもおり、デルバーを引かれた返しに3枚目の土地をようやく引けたのでリリアナ設置。その間にニヒリスで攻めていると、ぶどう弾でニヒリスが除去される。しかしもう相手のライフは9。亜神の5マナまで伸びたのでこれを出し、対処されなかったため投了をもらう。
③ハンデスで電術士を落とし、外科的を構えながらニヒリスを待機。早期着地を嫌ったのか、思考掃きをこちらに打ってくるも亜神が落ちる。そして後に亜神を引いたので、5ターン目にニヒリスを待機解除させ、亜神と併せて14点パンチ。ライフは2となり、蒸気孔やギタ調が自由に動けない状況だったため、赤マナが不足して何とか勝ち。
R3 ナヤZOO ○○
①ハンデス除去からの抹消者。地上クリーチャーの多い相手では抹消者が本当に強い。抹消者2枚目を出し、亜神も加えて押し切る。
②胆汁病を巨森の蔦でかわされ、密林の猿人と壌土のライオンの4点クロックが残っている状況。生命散らしのゾンビでロクソドンの強打者を追放するが、稲妻のらせんで処理されてライフ6。除去引いても無理そうだったところに抹消者トップというご都合主義なドロー。これを盾に亜神で攻撃、2枚目もキャストするがブロックされると返しで負ける状況。しかし3枚目も引けていたので次のターンで総攻撃。らせんをプレイヤーに打ち込まれ、お互いに3点となるが抹消者が2/3の2体にブロックされたためパーマネントを巻き添えに、ナカティルと踏み鳴らされる地のみが残ったためナカティルに除去を打つ。返しで稲妻さえ引かれなければ・・・無かったようだ。
結果3-0。
とはいえ、ストームとのマッチではもう少しハンデスで選択するカードに注意するべきだったし外科的の対象も間違えていたのでそこは教訓。
以下、現状のリスト。
ニヒリスは2ターン目に待機できるものの、盤面には特に影響がないため3枚に抑えており、四肢切断を1枚増やしています。
タシグルと包囲サイにブロックされてしまうため、この2体を除去できる四肢切断は優秀。
クリーチャー:15
4:《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4:《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
4:《復讐の亜神/Demigod of Revenge》
3:《ニヒリス/Nihilith》
呪文:20
3:《四肢切断/Dismember》
2:《胆汁病/Bile Blight》
4:《夜の犠牲/Victim of Night》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
土地:25
25:《沼/Swamp》
サイドボード:15
3:《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《胆汁病/Bile Blight》
4:《涙の雨/Rain of Tears》
2:《滅び/Damnation》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
スタン1-2
モダン31-18
レガシー33-32
コメント
自分は最近黒単の2マナ域に恐血鬼を試していますが、鞭打ち悶えでの強化が前提なので除去に強い以外にあんまりとりえがない…パス消費させられれば儲けものなのですが
有難うございます。
ニヒリスはリリアナとも噛み合いますし、今回のようなストームやドレッジのような相手では早期ターンでの着地が見込めるので、デッキ相性が多少不利でも無理やり押し込めるのが強いですね。
恐血鬼は僕も考えており、リリアナに対して強いですし後半でも速攻を持てるので検討はしていました。仰る通り、パスを吸ってくれれば十分ですね。ただ、回避能力が無いため戦闘での脆さが気になり、他に枠を譲っているというのが現状ですね・・・。
セレズニアでは日常茶飯事だぜ!
セレズニアなら賛美で5/5!