ラストサンで使用した黒単の生い立ち(レガシー編)
2018年1月21日 MTGデッキ コメント (1)前回の記事ではスタン(カラデシュ~イクサラン)のデッキ構築・調整について書かせていただきました。
今回はレガシー編ということで、黒単グリセルストームについて触れたいと思います。
このデッキを作成した発端ですが、遡るとヴィンテージのグリセルストームを作成したことから始まります。
神ヴィンテージに向けて勝てそうなデッキを組みたいと思い、レガシーのグリセルストーム(シュート)をヴィンテージ版&黒単に出来ないかと考えました。
そこで、ヴィンテージならバザーがある!と思いつき作成。
グリセルが着地したら勝つ!という分かりやすいコンセプトを持っており、速度もあり手応えを感じていました。
それを組んで回していく内、レガシーに対応させたいと思いました。
元々はレガシーのデッキですし、共通点も多いですからね。
バザーが使えない分安定性は落ちますが、そこはハンデス等で穴埋めできるはず。
また、ヴィンテージで「青単ベルチャー」というデッキがあり、初手をダンプしてベルチャーで勝つところはレガシーと一緒なのですが、その構築はパワー9をはじめ、オパモや金属モックスまでもが並ぶラインナップ。後者2種ならレガシーでも使える訳だし、これを取り入れてみるのもアリなのでは?と思い、初号機を作成しました。
狂気の土地8枚。
レガシーのベルチャーにハンデスが足されたような構成。
動くか不安定なオパモ、そのためだけに入れられた囁きの大霊堂とか色々突っ込みどころ満載ですね。
これを作成したのが大体2016年の7~8月頃。3ラウンドくらいのイベントに出たことはありますが、不安定さも相まって勝ち抜くのは難しいと感じました。いやまあ当たり前か・・・
因みに触手が2枚入っているのは墓地から拾う手段が無いからLEDで捨ててももう1枚受け皿に出来るという理由からです。
そして時は流れて11月。統率者2016のカードが公開され、その中にあのカードも入っていました。
レガシーでも禁止のあのヨーグモスの意志内蔵の大魔術師。
・・・ですが、僕は最初これを評価していませんでした。
恐らく同じような事を感じた方が多いかと思いますが
・召喚酔いする
・生物だからその間に対処されてしまう
・キャストと起動で計6マナもかかるのは流石に重い
と、使うつもりは全くありませんでした。
ちなみにこの間、僕がメインデッキとして使用していたのは「デーモンストンピィ」。しかし神レガシー及びGP千葉を控えている最中、晴れる屋レガシー杯に足を運ぶも負け越しばかり・・・神レガシーとGPで使うデッキがこれしか無く、果たしてこのままで良いのかという焦燥感も、日を追うごとに強くなる一方でした。
今のままではダメだ、何か新しい事に目を向ける必要がある。
そうして再考したところ、そういえば意志の大魔術師(以降メイガス)がいたな・・・こいつを強く扱えればイケるのではないか?
基盤はグリセルストームを流用することになりそうだけど、一応こいつからデッキを組む方向で考えてみよう。
性質上、ストームになるはずだからマナ加速と相性が良い。特にPIFと違って何でも再利用できる。フィニッシュに繋がる手段としてANTの真似事をしてみよう。
・メイガス
・ペタル
・LED
・ダクリ
・チューター
・触手(メイガスで墓地から打てるから1で良い!)
までは決まり、こいつのタイムラグを消すには速攻付与・・・ということで浅すぎる墓穴も確定し、ここまでくれば流石にグリセルを入れない理由も無い。
・グリセル
・墓穴
も決定。
しかし、出来ることなら5枚目以降の墓穴が欲しいと思いました。
御霊だとメイガス釣れないしな・・・そこでふと、このカードが脳裏をよぎりました。
バイバックはするつもりもないので、実質1マナ重い墓穴。
そこだけ気がかりですが、まさに欲していたパーツ。
これならデッキになる!
そうして出来たのがこれ。
組み上げて何回か一人回してみたところ、初号機と比べてまあ多少は負担が少ないかなーという程度にしか感じていませんでした。
が、ふと手に取った手札を見て衝撃が走りました。
・メイガス
・チューター
・LED
・ダクリ
・ペタル
・沼
これ・・・1キルでは!!!???
1)沼+ペタル+ダクリで4マナ&LED設置 ストーム3
2)チュータースタックLED起動で5浮き、メイガス捨てて墓穴サーチ&キャスト ストーム5
3)浮き3から起動
4)ペタル+LED+ダクリで6マナ作る ストーム8
5)チューターから触手 ストーム9
パーツが多い上にハンデスが絡まないためウィルで防がれてしまうものの、新たな1キルのルートを発見できた時の感動は忘れません。
それから、このメイガスルートを模索するべく毎日一人回しに専念。
一番参考になるであろう既存のアーキタイプはANTが最も近いと思い、ANTの記事も読みました。
但しGPまでの猶予はたった二週間。それまでに習熟しなくてはいけません。
恐らく、その期間だけで一人回しに40時間近く費やしました。
第8期神レガシーでは6-3、そしてGPではフィーチャーマッチで勝利を収めることができ、初日7-2で2日目進出することができました。2日目はぼろ負けでしたけどね・・・。
それ以降もちょくちょく使ってはいました。
第9期の神レガシーでトップ16に入賞した時のリストがこちら。
GPの時の形は釣竿の種類を振り分けた事とサイドプランを変更した事の2点が大きな変化点です。
・エルドラージ、デスタクのようなストームルートだけで勝つのは難しいマッチが存在するためリアニしたグリセルやタイタンで勝つコンセプトも取り入れたい。
→カラカスに弾かれないタイタンをメインに採用。
・もみーさんに「折角強い生物入っているのにサイド後も使わないのは勿体ない」という指摘を受ける。
→マナ加速から生物をキャストする方向に。多くのマッチはレイクとモノリスからタイタンでイージーウィンできる。グリセルもダクリ噛ませれば3ターン目に出せる。
ここからサイドプランで追加の勝ち筋として苦花、カーン、抹消者、血統の守り手、ファイクル等色々模索しました。結局はほぼ元通りになりましたけどね・・・。
第10期の神レガシーも勝ち越しだけで終わり、気付けばもうラストサンが近い。
しかも直近はちょっと別な黒単を触っていましたが、そちらも結局そこまで勝てていなかったので一番勝てる見込みのあるこのデッキを選択することに。
但し、以前記事で書いた通りラストサンではスタンで権利獲得したけれどもレガシーは人から借りるという方もいるはずだと思い、チャリスデッキに極力不利が付かないように死体のダンスを3枚目の死体発掘と、LED+生物のセットと共にキャストできる堀葬の儀式を採用しました。後者は納墓を釣竿に変換できる!ともぐもぐら氏が推していることもあり、折角だから試してみることに。
リストの変更点について。
・ハンデス枠が囲いと蛮行4ずつのみ、暴露が0になったのはデルバーのピアスに引っかかる事とヒムデッキの増加によるもの。
・沼が1枚増えたのはサイドプランをより安定させるため。モノリスからタイタンに繋ごうとすると沼3枚必要で、レイクも予め2枚置く必要がある。そうするとサイドもあわせて18枚は欲しかったため1枚増量。
・追加のハンデス枠が審問なのは瞬唱、レオヴォルド、ヴェンディリオン等を落とせるため。ウィルを落とせるハンデスは既にメインから8枚入っていますし、サイド後は軽い妨害手段でもキープされるため、こちらでも概ね妨害手段に触れられる。
ラストサンのレガシーは通算5-2。スタンもそうでしたがレガシーも7枚か1マリ後の初手で決められる内容が多く、構築で受けを広くした事で取れたマッチも少なくなかったですね。まあ単に運が良かっただけかもしれませんが・・・。
それまで他のフォーマット含めて大概が重めのミッドレンジばかりだった自分ですが、コンボに触れてみる事で様々な発見がありました。またコンボは対人戦ももちろんですが、一人回しが非常に重要ですね。まず自分のデッキの動きがどうあるべきか、今コンボの下準備がどの程度済んでいてどのカードが受けになるのか?ハンデスで抜くべきカードは何か?等々・・・
ミッドレンジの通説がコンボでは通用しないこともありましたが、同時にこの「考えること」については他のアーキタイプ・フォーマットでも流用出来ますし
そういう意味では自分の基礎を肉付けしてくれる、非常に勉強になるデッキでした。
長くなってしまいましたが、レガシー編は以上になります。
沈黙の墓石も出てきたので、今後またサイドプランを練り直そうかと思います。
今回はレガシー編ということで、黒単グリセルストームについて触れたいと思います。
このデッキを作成した発端ですが、遡るとヴィンテージのグリセルストームを作成したことから始まります。
神ヴィンテージに向けて勝てそうなデッキを組みたいと思い、レガシーのグリセルストーム(シュート)をヴィンテージ版&黒単に出来ないかと考えました。
そこで、ヴィンテージならバザーがある!と思いつき作成。
グリセルが着地したら勝つ!という分かりやすいコンセプトを持っており、速度もあり手応えを感じていました。
それを組んで回していく内、レガシーに対応させたいと思いました。
元々はレガシーのデッキですし、共通点も多いですからね。
バザーが使えない分安定性は落ちますが、そこはハンデス等で穴埋めできるはず。
また、ヴィンテージで「青単ベルチャー」というデッキがあり、初手をダンプしてベルチャーで勝つところはレガシーと一緒なのですが、その構築はパワー9をはじめ、オパモや金属モックスまでもが並ぶラインナップ。後者2種ならレガシーでも使える訳だし、これを取り入れてみるのもアリなのでは?と思い、初号機を作成しました。
2:《スカージの使い魔/Skirge Familiar》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《納墓/Entomb》
4:《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
4:《金属モックス/Chrome Mox》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
4:《沼/Swamp》
4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
狂気の土地8枚。
レガシーのベルチャーにハンデスが足されたような構成。
動くか不安定なオパモ、そのためだけに入れられた囁きの大霊堂とか色々突っ込みどころ満載ですね。
これを作成したのが大体2016年の7~8月頃。3ラウンドくらいのイベントに出たことはありますが、不安定さも相まって勝ち抜くのは難しいと感じました。いやまあ当たり前か・・・
因みに触手が2枚入っているのは墓地から拾う手段が無いからLEDで捨ててももう1枚受け皿に出来るという理由からです。
そして時は流れて11月。統率者2016のカードが公開され、その中にあのカードも入っていました。
意志の大魔術師/Magus of the Will(2)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(2)(黒),(T),意志の大魔術師を追放する:ターン終了時まで、あなたはあなたの墓地からカードをプレイしてもよい。このターン、いずれかの領域からカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそのカードを追放する。
3/3
レガシーでも禁止のあのヨーグモスの意志内蔵の大魔術師。
・・・ですが、僕は最初これを評価していませんでした。
恐らく同じような事を感じた方が多いかと思いますが
・召喚酔いする
・生物だからその間に対処されてしまう
・キャストと起動で計6マナもかかるのは流石に重い
と、使うつもりは全くありませんでした。
ちなみにこの間、僕がメインデッキとして使用していたのは「デーモンストンピィ」。しかし神レガシー及びGP千葉を控えている最中、晴れる屋レガシー杯に足を運ぶも負け越しばかり・・・神レガシーとGPで使うデッキがこれしか無く、果たしてこのままで良いのかという焦燥感も、日を追うごとに強くなる一方でした。
今のままではダメだ、何か新しい事に目を向ける必要がある。
そうして再考したところ、そういえば意志の大魔術師(以降メイガス)がいたな・・・こいつを強く扱えればイケるのではないか?
基盤はグリセルストームを流用することになりそうだけど、一応こいつからデッキを組む方向で考えてみよう。
性質上、ストームになるはずだからマナ加速と相性が良い。特にPIFと違って何でも再利用できる。フィニッシュに繋がる手段としてANTの真似事をしてみよう。
・メイガス
・ペタル
・LED
・ダクリ
・チューター
・触手(メイガスで墓地から打てるから1で良い!)
までは決まり、こいつのタイムラグを消すには速攻付与・・・ということで浅すぎる墓穴も確定し、ここまでくれば流石にグリセルを入れない理由も無い。
・グリセル
・墓穴
も決定。
しかし、出来ることなら5枚目以降の墓穴が欲しいと思いました。
御霊だとメイガス釣れないしな・・・そこでふと、このカードが脳裏をよぎりました。
死体のダンス/Corpse Dance (2)(黒)
インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
バイバックはするつもりもないので、実質1マナ重い墓穴。
そこだけ気がかりですが、まさに欲していたパーツ。
これならデッキになる!
そうして出来たのがこれ。
3:《意志の大魔術師/Magus of the Will》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》
4:《納墓/Entomb》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《死体のダンス/Corpse Dance》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
4:《暴露/Unmask》
2:《金属モックス/Chrome Mox》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
12:《沼/Swamp》
2:《裏切り者の都/City of Traitors》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《見栄え損ない/Disfigure》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
4:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《苦花/Bitterblossom》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
組み上げて何回か一人回してみたところ、初号機と比べてまあ多少は負担が少ないかなーという程度にしか感じていませんでした。
が、ふと手に取った手札を見て衝撃が走りました。
・メイガス
・チューター
・LED
・ダクリ
・ペタル
・沼
これ・・・1キルでは!!!???
1)沼+ペタル+ダクリで4マナ&LED設置 ストーム3
2)チュータースタックLED起動で5浮き、メイガス捨てて墓穴サーチ&キャスト ストーム5
3)浮き3から起動
4)ペタル+LED+ダクリで6マナ作る ストーム8
5)チューターから触手 ストーム9
パーツが多い上にハンデスが絡まないためウィルで防がれてしまうものの、新たな1キルのルートを発見できた時の感動は忘れません。
それから、このメイガスルートを模索するべく毎日一人回しに専念。
一番参考になるであろう既存のアーキタイプはANTが最も近いと思い、ANTの記事も読みました。
但しGPまでの猶予はたった二週間。それまでに習熟しなくてはいけません。
恐らく、その期間だけで一人回しに40時間近く費やしました。
第8期神レガシーでは6-3、そしてGPではフィーチャーマッチで勝利を収めることができ、初日7-2で2日目進出することができました。2日目はぼろ負けでしたけどね・・・。
それ以降もちょくちょく使ってはいました。
第9期の神レガシーでトップ16に入賞した時のリストがこちら。
1《墓所のタイタン/Grave Titan》
4《グリセルブランド/Griselbrand》
2《意志の大魔術師/Magus of the Will》
2《死体のダンス/Corpse Dance》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《納墓/Entomb》
4《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
3《集団的蛮行/Collective Brutality》
2《死体発掘/Exhume》
4《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《暴露/Unmask》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
15《沼/Swamp》
2《Lake of the Dead》
2《沼/Swamp》
3《墓所のタイタン/Grave Titan》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《毒の濁流/Toxic Deluge》
4《厳かなモノリス/Grim Monolith》
GPの時の形は釣竿の種類を振り分けた事とサイドプランを変更した事の2点が大きな変化点です。
・エルドラージ、デスタクのようなストームルートだけで勝つのは難しいマッチが存在するためリアニしたグリセルやタイタンで勝つコンセプトも取り入れたい。
→カラカスに弾かれないタイタンをメインに採用。
・もみーさんに「折角強い生物入っているのにサイド後も使わないのは勿体ない」という指摘を受ける。
→マナ加速から生物をキャストする方向に。多くのマッチはレイクとモノリスからタイタンでイージーウィンできる。グリセルもダクリ噛ませれば3ターン目に出せる。
ここからサイドプランで追加の勝ち筋として苦花、カーン、抹消者、血統の守り手、ファイクル等色々模索しました。結局はほぼ元通りになりましたけどね・・・。
第10期の神レガシーも勝ち越しだけで終わり、気付けばもうラストサンが近い。
しかも直近はちょっと別な黒単を触っていましたが、そちらも結局そこまで勝てていなかったので一番勝てる見込みのあるこのデッキを選択することに。
但し、以前記事で書いた通りラストサンではスタンで権利獲得したけれどもレガシーは人から借りるという方もいるはずだと思い、チャリスデッキに極力不利が付かないように死体のダンスを3枚目の死体発掘と、LED+生物のセットと共にキャストできる堀葬の儀式を採用しました。後者は納墓を釣竿に変換できる!ともぐもぐら氏が推していることもあり、折角だから試してみることに。
2:《意志の大魔術師/Magus of the Will》
2:《墓所のタイタン/Grave Titan》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》
4:《納墓/Entomb》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《集団的蛮行/Collective Brutality》
3:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
3:《死体発掘/Exhume》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1:《堀葬の儀式/Unburial Rites》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
16:《沼/Swamp》
2:《墓所のタイタン/Grave Titan》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
2:《沼/Swamp》
2:《Lake of the Dead》
リストの変更点について。
・ハンデス枠が囲いと蛮行4ずつのみ、暴露が0になったのはデルバーのピアスに引っかかる事とヒムデッキの増加によるもの。
・沼が1枚増えたのはサイドプランをより安定させるため。モノリスからタイタンに繋ごうとすると沼3枚必要で、レイクも予め2枚置く必要がある。そうするとサイドもあわせて18枚は欲しかったため1枚増量。
・追加のハンデス枠が審問なのは瞬唱、レオヴォルド、ヴェンディリオン等を落とせるため。ウィルを落とせるハンデスは既にメインから8枚入っていますし、サイド後は軽い妨害手段でもキープされるため、こちらでも概ね妨害手段に触れられる。
ラストサンのレガシーは通算5-2。スタンもそうでしたがレガシーも7枚か1マリ後の初手で決められる内容が多く、構築で受けを広くした事で取れたマッチも少なくなかったですね。まあ単に運が良かっただけかもしれませんが・・・。
それまで他のフォーマット含めて大概が重めのミッドレンジばかりだった自分ですが、コンボに触れてみる事で様々な発見がありました。またコンボは対人戦ももちろんですが、一人回しが非常に重要ですね。まず自分のデッキの動きがどうあるべきか、今コンボの下準備がどの程度済んでいてどのカードが受けになるのか?ハンデスで抜くべきカードは何か?等々・・・
ミッドレンジの通説がコンボでは通用しないこともありましたが、同時にこの「考えること」については他のアーキタイプ・フォーマットでも流用出来ますし
そういう意味では自分の基礎を肉付けしてくれる、非常に勉強になるデッキでした。
長くなってしまいましたが、レガシー編は以上になります。
沈黙の墓石も出てきたので、今後またサイドプランを練り直そうかと思います。
コメント
コメント失礼いたします。
レガシーで黒単リアニを使っていましたが、根絶さんのこのデッキに惚れて使わせていただいております。素晴らしいリストであらゆる勝ち筋があって楽しいです。
そこで1つ質問をさせてください。
サイド後に抜くカードについて、少し解説や助言をいだけると嬉しいです。ご意見聞かせてください。よろしくお願いします。